大人に合わせてしまうクセのある子は、どうすれば本当の自分を出すことができるのか。

うわべだけ、大人や先生に合わせて、何が悪い?


それを、当然のことだと、認めるから、ホンネや本当の自分を表現できる。



ニューズウィーク日本版サイトに、こんな記事がありました。

「日本の生徒は『儀礼的』に教師に従っているだけ」
こちら

この記事では、OECDの学力調査(PISAの名で、一時、よく話題になっていました)の中で、「日頃の授業の様子」についての質問への回答結果を踏まえ、日本の生徒たちの傾向を、「儀礼的」…

つまり、

<以下、引用>
「勉強に興味は持てないし、本当は(ウザい)教師の言うことなど、聞きたくないが、成績に響いたり退学になったりすると困るので仕方なく従順にしている」
<引用終わり>

というわけだ。

なるほど。
現役小学校教師である私としては、耳の痛い話です。

では、「儀礼的」であることは、どんなデメリットがあるのでしょうか。
それは、何といっても、
「自分で、自分の人生を決められない」
ということです。

何かを達成するために、何かのために、「儀礼的」な手、言葉、態度を使うことは、別に日本人だけの特技ではないでしょう。
日本以上に、ワイロやら付け届けの効果が大きい文化もあるといいます。
時には、「儀礼的」も必要なのです。

問題は、いつでも「儀礼的」、つまりは、人の目を気にして、人の評価のために、を第一に考える、心のクセがつくことなのです。

私自身は、人の目をとても気にするところがあります。
現役小学校教師でありながら、このような活動をし、意見を世に訴えていく、ということは、批判をいただくことともセットで、いつもビクビクしているのです。

その一方で、私は教師として、「儀礼」を子どもに強いている側面もあります。
私の勤める学校は、朝から晩まで子どもと過ごし、一週間もの臨海学校があり、「儀礼的」要素は、おそらく少ない、「ありのまま」の関係ができやすいとは思います。

でも、「儀礼」をゼロにはできません。
その意識を、私は常に持っていたいな、と思っています。

この矛盾をどうするか…

このような相談は、お母さん方からも受けることがあります。

「勉強さえできるようになればいいんです!」

という目標ではなく、

「我が子の個性を生かして、本当の自分を生きてほしい」

というような気持ちをお持ちの方も、結構多いのです。
だとしても、やはり、毎日の学校生活では、勉強や生活面などで、目に見える成果もあげてほしいものです。

やはり、矛盾があります。

この矛盾を解消し、気持ちをスッキリさせるための第一歩は、

「矛盾がある」

と、自分で気付き、

「そんなこと、当然だ」
と、それを許すことだと思います。
大人が、自分自身を許すからこそ、子どもは、気持ちを楽にすることができます。

子どもが、「儀礼的」であることを身につけるのは、いいことでもあるし、よくないことでもあるし、もう、その矛盾は当然なんです。

それを許せるから、「儀礼」を超えて、本当の自分を出すことができる心の強さを育めるのですね。

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