足元に、何かが落ちていませんか?
「人のことより、足元の豆を拾え」
人は、人の間で生きてこそ、人間。
でも、人のことばかり、気にしているのは、片手落ちです。
そんな時、この言葉を思ってみてください。
「人のことより、足元の豆を拾え」
誰かの足元や、頭の上や、肩の上に、何が落ちていようと、載っていようと、それは他人の話です。
この話は、私が例を挙げるまでもなく、皆さんなら、あるある、と思ってくださるのではないでしょうか。
「だって、あの子だって、宿題やる前に遊んでるよ」
「だって、アイツが先に、バカって言ったんだ」
当然、教室でも、同じようなことはたくさんあります。
〜先生!確かにそうかもしれません。でも、自分のことばかりに目を向けるような子には、なって欲しくないんです〜
そうですね。
では、お子さんの言葉の冒頭に、これがついていなかったかどうか、で判断してみてください。
「だって〜」
「だって」で始まる言葉は要注意です。
言い訳として、他人を引き合いに出しているだけ、ということがとても多いと私は感じます。
言い訳も含めて、お子さんの本音や状況に共感することと、それに流されることは別です。
まず、自分の足元に、何が落ちているかを考えるようにしたいものです。
私も、気をつけます。