ありきたりではありますが、やはり、「役目」を作ることは、大切です。
今日、私は、子ども達とちょっとした活動をしていました。
現在の教科書では、47都道府県を学習する内容がないため、課外で、都道府県について、楽しく絵でも書きながら、勉強してみよう、というものです。
さて、そんなことをしていると、急に会議をすることになり、予定より、少し早く、切り上げることになりました。
いつもなら、私も一緒に机の上を整理して、子ども達が所定の場所に片付けるのですが、今日は、急に呼ばれてしまったため、私が整理する余裕がありませんでした。
そこで、私は全てを任せることにしました。
すると、気持ち良く、
「うん!」
という返事が返ってきて、とても頼もしく感じました。
ありきたりのことではあるのですが、やはり、子ども達に「役目」があることは大切です。
それは学校だけではないでしょう。
一番リラックスできる(はずの…)ご家庭でも、自分の存在価値が実感できる、「役目」があることは、とても大切です。
子どもは敏感です。
大人が楽チンをするためだけの役目なら、気づいてしまいます。
が、みんなにとって、価値のある、必要のある「役目」なら、やりがいを感じられます。
特に、これは4年生以下の子どもたちには、大いに効果があります。
お子さんが、自分の存在価値を感じられることが目的です。
こんな当たり前のことも、時には思い返して、「役目」を作ってみてください。
たくましさも育つことと思います。