堂々としているって、大切。
そういう存在感って、相手に伝わるようです。
表面的な言葉や行動も、もちろん大切ですが、「盛って」いたらバレちゃうものですね。
しかも、バレた時のダメージは、数倍?数十倍でしょうか?
よく行くスタバのテラスで、パソコンを打っている外国人がいました。
ふいに、何かのキャップを落としたようです。
通りがかりの人がスッと拾ってくれたのですが、まさに、堂々とした様子で、コミュニケーションをとっていました。
会話としては、おそらく、ありがとう、という程度の一言二言なんだろうと思います。
そこに、卑屈さがなく、妙な丁寧さもないのです。
一言でいうと、どっしりしていました。
私だったら、
「あ!スミマセン!」
と、何度も頭を下げてしまったのではないだろうかと思います。
キャップを落として、拾ってもらった。
それだけのことです。
よくあること。
私が落とすこともあるだろうし、逆に拾うこともあるだろうと思います。
でも、落としてしまったこと、そして、人に拾わせたことに、勝手に罪悪感を持ってしまうのかもしれません。
罪悪感というと聞こえがいいかもしれません。
むしろ、傲慢さ、とも言えるように思います。
さて、こういう日常的な、ありふれた出来事の中にこそ、インプットされた、いや、インストールされた罪悪感や傲慢さがあるなぁ、と感じました。
私が今度、何かを落とした時、堂々と、
「ありがとう」
と、ニコッと笑えるでしょうか…
そういえば、この日は、カウンターで注文した時、
「爽やかなストールですね!」
と言われ、後ろの方で、コーヒーを淹れていた店員さんも、
「あ〜ステキ〜」
と言ってくれました。
私は、
「嬉しいです。ありがとうございます!」
と言ったのを思い出し、よかったな、と思いました。
「いえいえ、これはですね、えっとですね…」
と、焦って否定したり、言い訳したりしない。
これも、練習ですね。
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