できない!のウソとホント
先日、お気に入りのスターバックスで、ブログを書いていた時のことです。
隣にいた、大学生と思われる3人組が、英語ができるかどうかで、盛り上がっていました。
一人の子が、カナダに数ヶ月行っていた、ということで、その間は、英語で日記つけてたんだよ、と言っていました。
それを聞いて、二人は、
「すごいね〜」
と言っていました。
それに、
「そんなことない、できない!ダメダメ!」
と必死で答えていました。
それを聞いて、私は、
「できるのに、できない」
と答える心の習慣って、自分の可能性を狭めるかもしれないな、と思いました。
私は、一時期、ヨーロッパを一人旅するのが好きで、行っていたのですが、たまに、
「あなた、英語わかるんですか?」
と聞かれました。
その時、私は決まって、
「a little bit」
と言って、右手の親指と人差し指で、ホントにちょっとだよ〜と伝えていました。
この会話で、笑わなかった人は、今だかつて、1人もいません。
みんな、笑って、ゆっくり話してくれたり、
繰り返してくれたりしました。
感じが悪いと評判のパリの人達も、いろいろ教えてくれました。
だいたい、外国の人たちは、自分は日本語がしゃべれるんだ、と言って、
トーキョー
だの、
ありがとござます…
だの、一言二言をつぶやくだけということも多いですよね。
それで、「できる」なんて、日本人には、なかなか言えない気がします。
それにしても、カナダに数ヶ月いて、生活もし、勉強もし、英語で日記を書いていて、英語ができないって、何でしょう…
まぁ、友人関係を円滑にするために、
「あ〜できるよ。余裕、余裕〜」
と真顔で答えられると、ちょっと困ることはありそうですが、今回の3人組には、そういうムードはありませんでした。(と、私は感じました)
いや、もしかしたら、真顔どころか、ドヤ顔をする練習が必要なのかもしれません。
できない、できない! それって、ホントですか?
〜〜
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