一番簡単で、効果の上がる教育法。それは子どもを自然に放つこと。

自然に勝る教室はない。

 

今日は珍しく、写真付きの記事です。

今朝、東京の吉祥寺というところにある、井の頭公園で撮った一枚です。

 

タイトルの通り、自然に勝る教室はないと、いつも感じる瞬間です。

 

今日のように、快晴の清々しさはもちろんですが、雨でも、曇りでも、それぞれの味わいがあります。

 

私の勤める学校には、井の頭公園ではないのですが、同じように、空気のよい、素晴らしい公園に、出かける「授業」があります。

 

その「授業」では、ただ、遊びます。

理屈も、理念も、教育技術もありません。

遊びます。

 

その公園には、広い原っぱもあれば、雑木林もあり、小さな川も流れています。

ですから、鬼ごっこやサッカー、ドッジボールのような動く遊びもできますし、

木々や川辺にいる生き物を探したり、この時期なら、お花を摘んだりもできます。

 

この大切な時間に、

 

「この授業の目的は〜」

「ねらいは〜」

「その結果、子どもは、こうなんて、あれがよくなって…」

 

と、理屈が登場すると、おそらくその魅力は、なくなるどころか、むしろ、悪い方にもいくとさえ、私は感じます。

 

以前、フィンランドに教育視察に行ったことがあります。

ご承知の通り、フィンランドの冬は、非常に日照時間も短く、暗いうちに家を出ることも当たり前です。

 

しかも、フィンランドの共働き率は、日本以上で、子どもだけが暗い中を小学校に通うこともあると、聞きました。

 

その話を聞き、安全上の問題はないのですか?と聞いたところ、意味をわかってもらえませんでした。

暗い中を一人で子どもが来ることの危険、という概念がなかったようです。

 

日本では、まだまだ、子どもだけで学校に通うことは当たり前ですが、アメリカとなると、またフィンランドとは対極に位置しています。

 

子どもを一人で、学校まで歩かせるなどというと、虐待だと通報されかねません。

 

私が視察で訪れた街は、フィンランドの首都ヘルシンキではなく、少し北に行った街だったこともあると思います。

 

が、フィンランドの次に、デンマークに移動し、コペンハーゲンの中学校も見学したのですが、コペンハーゲンの街に着いた時、皆で、

 

「あ〜ヘルシンキに戻りたい〜」

 

と言ったのをよく覚えています。

コペンハーゲンだって、十分にきれいな街なのですが、首都のヘルシンキでさえ、緑と水の豊かな、本当に素敵なところだと私たちには思えたのですね。

 

フィンランドの国としてのGDPは、日本よりはるかに低いですが、一人当たりのGDPでは、日本よりも上です。

 

あのフィンランドで感じた、ゆったりした空気。

もちろん、フィンランドの人々からすれば、そう単純な問題ではないでしょうが、アウトサイダーとして、素直に感じたのは、自然の豊かさは、人の心も豊かにするのかな、ということです。

 

理屈をこねくり回すのではなく、自然の中に子どもを放つことの価値を大切にしていきたいものです。

 

〜〜

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