「お母さんに言うよ!」と言われたら、お子さんはどんな反応をすると思いますか?

「お母さんに言うよ!」

そう言われた時に、お子さんはどんな反応をすると思いますか?

 

できれば、笑顔が浮かぶといいのですが…

 

ずいぶん前のことなのですが、以前、低学年の担任をしていた時、フルーツバスケットというゲームをクラスでしたことがあります。

 

あるひょうきんな子が、オニになった時、

 

「お母さんが怖い人!」

 

と、みんなに問いかけたことがあります。

 

その時の、子ども達の様子がいろいろで、見ていてとても楽しかったのをよく覚えています。

 

いろいろ、とは言っても、反応は大きく3つに分かれました。

 

まず、明るくゲラゲラ笑って、「ウチウチ!」とすかさず立ち上がる子。

 

次に、ニヤリと笑って、様子を見つつも、楽しげに立ち上がる子。

 

そして、無表情にうつむく子です。

 

どんなにお母さんが怖くても、子どもにとって、お母さんは特別な存在です。

少々、怖くたって、結局はお母さんの存在で、安心ができるのだと思います。

 

ただ、特別な存在であることの度が過ぎると、

「ウチのお母さん、怖いんだよ〜」

という程度の、ちょっとした会話もできなくなることがあるようです。

 

私自身、自分の母との関係が、安定しているとも思いませんし、何となく素直になれないところも大いにありますから、話は、そう簡単でないこともわかっているつもりです。

 

だからこそ、なのかもしれません。

程よく、お母さんの話をしたり、お家の中で起こるドジ話をしたりできる心のゆとりが必要なのかな、と私は感じます。

 

私は、子どもの言動を正すために、

「お母さんに言うよ」

ということはありません。

 

 

脅しは、短期的には効果もあるかもしれませんが、結局、慣れてしまうだけです。

それに、特別な「お母さん」をダシにすることで、子どもにプレッシャーをかけると、長い目で見ると、素直さを奪うことになると思うからです。

 

もちろん、お母さんに学校で起きた出来事の連絡はします。

何かが起きた時、

「これは、お母さんに言った方がいいことだから、言うよ」

 

という話は子ども達にしますが、それは脅しではありません。

むしろ、心の準備をさせるためです。

 

楽しい気持ちで、

「そんなことしたら、お母さんに言うよ〜」

と誰かに言われた時、

 

 

・いいよ〜と笑う子。
・え〜ダメダメ〜と笑う子。
・そして、絶対ダメ!と必死になる子。
大きくは、きっとこの3種類に分かれることでしょう。
「いいよ〜」と笑って流されも困りますし、必死に「ダメダメ!」と懇願されても困ります。
「え〜」と言いながらも、笑える程度の心のゆとりが、子どもたちにできるように、あまり追い詰めたくないものです。

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