新しい学校、新しい学年で運命の出会いをするために必要な、たった一つの秘訣。
「このご縁は、運命の人だと、決める」
先日、ポイント10倍デーという謳い文句に惹かれて、本屋さんをブラリとしていました。
そこで気づいたのが、
運命の出会いを〜
運命の人に〜
運命の〜
と、「運命の」という類の本がとても多いことです。
特に、新しい学年や学校が始まるこの時期は、なおさらそうなのかな、と思い、すると、学校でも運命の出会いがあるはずだなぁ、と思いました。
子ども達も、お母さん方も、新しく始まる次の一年間。
どんな先生が担任になるか、どんな人が同じクラスになるか、ドキドキ、ワクワクだと思います。
私たち教師も、どんな子ども達と会えるか、どんな毎日になるか、持ち上がりだとしても、ドキドキ、ワクワクして過ごしています。
4月の始業式、あるいは入学式、私の顔を見て、
うわぁ〜
という顔をされたらどうしようと、毎年、不安ではありますが、私にとっては、運命の出会いだと決めていますので、一喜一憂はしないで済みます。
「これは運命の出会いだ」
と自分で決めておくことは、無用な悩みや心の揺れを収めるヒントだと思います。
どんな出会いをしたとしても、いいことばかりではありません。
もちろん、その逆もありますね。
どんなに嫌な出会いだと思っていても、振り返ってみれば、よかった、ということもあります。
つまり、運命かどうか、考えるだけムダということです。
だったら、運命だと決めておけば、安心です。
まぁ、なかなか、そうは思えないと思います。
が、これは心の持ち方の習慣なのではないかと思います。
少なくとも、私自身は、これがクセになり、迷いや悩みはずいぶん減りました。
心の片隅にでも、置いておいてくだされば、嬉しいです。
とは言っても、万が一、私が教室にいても、ガッカリした顔はしないでもらえると、やはり、ありがたいかもしれません。
~~
〈講演・コメント・取材・執筆〉
実績、お問い合わせ、お申し込み方法などをご案内しています。
tagPlaceholderカテゴリ: 2016年3月