手放す勇気。
今日は終業式でした。
1年間を一緒に過ごした子ども達と、とりあえずお別れするのは寂しいものですが、新しい学年に上がると思うと、妙に晴れがましく、嬉しい思いでいっぱいです。
一方で、
あれもやっておけばよかった。
これも足りてなかった。
と、もっとあれがしたい、これがしたいと、「自分」が何とかしようという気持ちが、わき起こってもきます。
しかし、開き直る訳ではありませんが、何事にも限界はあり、次に課題を残して手放すことは、むしろ必要なことかな、とも思います。
この年齢、学年までには、これこれをできるようにして、
次はこれをクリアさせて、とあまり頑なになるのは、問題を産むように私は思います。
課題や問題を解決しきることはできません。
一つクリアすれば、また新たな課題が見えてくるものだとも思います。
つまり、どれだけ一生懸命やったとしても、どこかで手放す勇気が必要です。一生、面倒を見て過ごすことなどできませんから…
ここまできたら、後は信じて見守ろう…
そんな手放しも時には必要なのではないかと思います。
tagPlaceholderカテゴリ: 2016年3月