何かを習慣づけるための極意。
いちいち、意味を付けず、淡々とする。
勉強…
手洗い…
片付け…
何かを、しかも面倒なことを習慣づけるのは、とても大変です。
怒ったり、ほめたり、ご褒美をぶら下げたり、バツをチラつかせたり…
あの手この手のバトルかもしれませんね。
さて、では、習慣づけるためには、どうすればいいか。
それは、何も言わず、当たり前のこととして、淡々とするということです。
お母さんが手伝ってあげることも含めて、どんどん、やります。
毎日、10分間、机に向かわせたいなら、お母さんも10分間、横に座ります。お説教は無しです。
目指すのは、習慣化です。
ホンモノの習慣なら、それに意味なんてつける必要がないのです。
出来事にどんな意味をつけるかということは、とても重要だと思います。
が、
習慣=当たり前のこと
なのですから、いちいち意味をつけないのが自然です。
今、呼吸されていると思いますが、
あ〜息をゆっくり吸えた。これで酸素濃度が〜
などとは考えませんよね。
さて、私の勤める学校が大切にしていることの一つに、
・当たり前の日常を大切にする
ということがあります。
当たり前の生活と、当たり前の勉強を淡々と続けることこそ、真の実力を養うと考えているのです。
習慣づけができるまでは、お子さんはもちろん、お母さんも大変だと思います。
しかし、ひとたび習慣になれば、しめたものです。
淡々と、続ける…
アタマの片隅に置いてくだされば、嬉しいです。