心のメタボになっていませんか?
メタボ…内臓などの脂肪過多ですが、心にもメタボって、あるような気がします。
それは不安の過多のことです。
メタボになるのには、いろいろな要素や要因があると思いますが、食べ過ぎというのが、大きな要因になっていると思います。
その食べ過ぎですが、それは、冬の寒さに耐えるために脂肪を貯めこむアザラシのような生に必要な機能としての脂肪ではないところに、問題があります。
つまり、食べてないと不安。
そういうことなのでしょう。
とりあえず、物があったら、口に入れる。
無くなったらどうしよう、と不安だから食べておく。
でも、本当は無くならないのですよね。
では、それを心に当てはめるとどうなるか。
私は、心のメタボとは、不安過多なのではないかと思います。
「心配事の9割は起こらない」という本を書店で見かけたことがあります。
まだ、読んでいないのですが、
あ~なるほどなあ~
と思いました。
私もそういうところがあるのですが、ふと夜中に目覚めると、
「あ!あのプリント、印刷し忘れていた!あ~間に合うかな…そういえば、プリンターの調子が先週、悪かったな…明日も壊れてたらどうしよう…あっ!あの書類、役所に出すの、いつだったっけ!…」
そんな困ったことが、頭の中を駆け巡るのです。
どんどん、自分から不安なことを思いついている状態です。
不安なことが思い浮かぶ…
口にする。
さらに不安になり、新しい不安材料が思い浮かぶ…
でも、本当は、そこまで悪くはない。(悪いことだって、起こるけど…)
ということは、今、感じている不安は、実態以上の強さであることがほとんどなのでしょう。
不安をゼロにはできないけれど、そこまで悪くはない、と冷静になれば、悪い出来事も起こらない。
いや、正確には、出来事に悪い意味付けをしなくなるから、無駄な不安が減り、結局、トラブルも減るように思います。
子どもにわかりやすい言い方にすれば、お説教やケンカも減らせるはず、ですよね。
まず、私が、私自身を信じて、トライしてみようと思います。