困りごとが起きた時の心の持ち方…
「あ〜今でよかった。」
トラブルは、早い方がいい。
はしかは、大人になってから罹ると大変です。
大人になってからの方が重症化しやすく、肺炎やら、後遺症やらのリスクも高まると聞きました。
病気だけではなく、トラブルや困りごとは、早いうちにしておくと、後がラクかもしれません。
子どもは、とても心が柔らかいので、大きな失敗や苦しみも、文字通り、大人が抱きしめてあげられるうちにしておいた方が、回復も早く、心の免疫力もアップします。
しかし、小学生でも、5年生以上、6年生ともなると、もはや、大人のような考え方、感じ方をする子も多いですから、トラブルのダメージも大きくなります。
そう考えると、小さいうちにトラブルが多いなら、
「なんて、運がいいんだろう!」
と、いうこともできると思います。
そして、そのように前向きに捉えるで、ずいぶん、その後が変わると思います。
とはいえ、困りごとが起きた、その時、その時は、なかなか、
そうは思えないと思います。
まして、相手のいる人間関係トラブルなら、なおさらです。
しかし、本当はお分かりだと思いますが、大人になったって、トラブルはあります。
むしろ、トラブルのないまま、大人になってしまうのは、それは、むしろ、大問題でしょう。
困りごとが起きた直後には、思えないと思いますが、少し落ち着いたら、
「いずれ、向き合うことなんだから、今でよかった!」
と、とらえることは、困りごとを成長のステップに変えます。
発想を転換するヒントです。
ただし…
何事にも、タイミングというものがあります。
今まで困りごとがないからと言って、焦ってトラブルを起こさせようとしてはいけません。
心を開いて、心の準備だけしておくと、その子にとって、最もふさわしいタイミングで、ふさわしい困りごとが起きます。
それから、対応するという余裕も大切です。
そう考えると、高学年や中学生、ともすると、成人してから、困りごとが起きたとしても、それは、それで、遅くて困るのではなく、その子のタイミングなのだと思います。
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