子どもの少ない今だからこそ!
・少人数で、大切に育てる?
・大人数で、もまれて育てる?
どっち!?
ベネッセの教育情報サイトに、
「少人数クラスで、子どもも保護者も安心?」
と題した記事が掲載されていました。
山形県や大阪府のデータによると、遅刻や不登校が減少した、とのことで、現在は低学年時の少人数学級を高学年にも広げるべき!との意見が紹介されていました。
私個人は、この意見に賛成です。
私の勤務する小学校では、すでに24人学級を導入しています。
その効果は、必ずしも、目に見えるものばかりとは思いませんが、かつての40人学級時代とは比べられない程、子どもとの時間が濃密になったと、私は感じています。
であるならば、私の勤務する学校の受験者数は、激増してもよさそうなものですが、現実には、かつてと、あまり変わらない志願者、入学者数に安定しています。
それは、お母さん方の話を聞いてみると、
「こんな少子化時代に、一人っ子の我が子を、そんな温かい環境に置いたら、ダメになる」
という恐れがあるのだそうです。
なるほど!
そういう考えもできるわけです。
私は、人数の多少はともかく、小学生や幼稚園児のような時は、温かい環境で、目をかけられて育つことが、大きくなった時の芯の強さにつながると考えています。
小さいうちに、愛されているから、大きくなって、人を愛せるのではないでしょうか?
大学入試の考え方も、大きく変わろうとしている今、インターネットの普及で、まさに知識詰め込みの価値が大きく減っている今、私は、温かい環境を提供することの価値は増していると思います。
が、そうは言っても、受験社会を勝ち抜くために、ぬるま湯はダメ!と言いたくなるのも、理解できるわけです。
あなたはどう思いますか?
お子さんが自分らしさを発揮して、お母さん自身も、気持ちを明るく過ごせる毎日は、どんな環境でしょうか?