全ての基盤が自信
だからこそ、何かが「できない」ことを認める。
職場の同僚が、とあるテレビ番組を見ていて、学級崩壊するクラスの特徴は、あるものがないことだ、と語っている先生を見たそうです。
何がないことだ、と思いますか?
私は、まず、夢だと思いました。
すると、同僚は、首を振りました。
では…自信!?
今度は、「そう!」と言ってもらえました。
自分を信じられないから、荒れてしまう。
ちょっとした失敗や否定が、自分全ての失敗や否定に思えてしまう。
どうせ自分は…と思っているから、素直になれない。
学級崩壊ほど、大きい問題でなくても、子どもに自信をつけてあげたい!と思われている方も多いでしょう。
自信を持っている子は、ゆとりがあるので、人間としての魅力も滲み出るものです。
友達も集まってくるでしょう。
さて、では自信を持ってもらうために、どうするか…
できないことを練習して、練習して、克服して…
そうなっていませんか?
できないことを練習して、練習して、克服した結果、自信がつく、なら、できないことが見つかるたびに、自信がなくなることになります。
やっと、何かを克服した時には、また新しくできないことや苦手なことが見つかってしまいます。
永遠の堂々巡りです。
であるならば、自信をつけるための秘訣は、
「できないことを認める」
ことです。
これができなくて、あれもできないけど、自分は大丈夫。
こう思えたら、強いです。
失敗の恐れなく、前向きにチャレンジできます。
全ての基盤が自信であるならば、
「できない」こともあっていい。
という気持ちで子どもの心を整えていきたいものです。