2015年

5月

01日

子どもという鏡に映るのは自分

人は鏡といいます。

自分の出した言葉が自分に跳ね返ってくるよ、というと、子どもにもわかりやすいですね。

確かにそうなのですが、私は、子どもという鏡に、自分が映っているのではないか、と思うのです。

私がクラスで子どもを叱る時、その基準はどこにあったか、ということを深く、深く考えた時、実は自分自身の課題を子どもに見つけて、叱っていたのではないか、とある時、思ったのです。

一般的な意味での注意は別です。
心に残って、家やベッドの中でも思い出してしまうような叱り方をした時…

そこには、私の思い入れ、思い込みがあると思ったのです。

それ以来、私は、自分の心のメカニズム、もっというと、ホンネを少なくとも、見つめるようにしています。

あなたはどうですか?
ご自身の中にある、怒りや不安をお子さんにぶつけていませんか?

あったとしても、驚くことはありません。
とても多いことだと思います。

今度、厳しく接しそうになった時は、ちょっとでも、自分の怒りや不安をお子さんに見つけていないか、考えてみてください。

止められなくてもいいのです。
意識するだけで、子どもの心にスキマができてきます。





2015年

5月

02日

お母さん!4年生までは待ちましょう

4年生と3年生の間には、大きな違いがあります。

4年生になると、急激に思考力が伸びてきます。

文章も、紋切り型だったものから、その子らしさの感じられるものが書けるようになります。

逆に言うと、小学校に入ったから、とあまり小さいうちから、読解力や文章力を子どもに要求するのは、得策ではありません。

3年生までは、読み聞かせをたくさんしたり、よい文章に触れさせることが大切です。

もちろん、4年生になったとたんに、みな思考力が伸びるという訳ではありません。一人一人の差はあります。

でも、3年生までと4年生からは、ずいぶん違うものです。

低学年のお母さん、もう少し待ちましょう。
ちょっと待とう、という姿勢が子どもの心に安心感を与えるのです。

2015年

5月

03日

正しい「ご褒美」の与え方とは

「ご褒美」には、正しい与え方があるんです。


それは、やらなくてはならない課題が子どもにとって、


・やればできるレベル

・やることができる分量


である時だけ、与えていいのです。


お母さん、お子さんを動かすために、「ご褒美」で釣ってはいませんか?


「はい…よくないとはわかっているんです。

 でも、どうしても時間がないんです。

 なんとか、毎日をうまく回していかないといけなくて…」


そうですよね。

最近は、「ご褒美」で釣ることを戒める教育論がお母さん方の間では一般的だと思います。


でも、ついつい「ご褒美」をぶら下げていませんか?


「あ〜本当はよくないんだよな〜」


と内心は思いつつ、


「今度のテストで100点だったら、○○を買ってあげるよ」


「宿題が30分以内で終わったら、ゲームを30分していいよ」


と、とりあえず、子どもを動かすために、「ご褒美」を鼻先にぶら下げてしまうのです。

いろいろ忙しいお母さん方を誰が責められるでしょうか。

私は、それも当然だと思います。


ですから、「ご褒美」を正しくぶら下げましょう。


やらなくてはいけない課題は、お子さんにとって難しすぎるものではありませんか?

分量は適切ですか?あまりに多くを課していませんか?


例えば、


・すでに学校で習った漢字練習を○字やったら…


とか、


・もうできるようになっている計算問題を○問やったら…


とか、そういう単純な課題なら、「ご褒美」の効果はあるのです。


逆に、思考力や発想力を問われるような課題では、「ご褒美」は、子どもを苦しめるだけです。


・いい作文が書けたら、○○を買ってあげるね


と言われても、「いい作文」ということ自体が不明瞭ですし、誰が「いい作文」だと判断するか、何を持って「いい」と判断したのか、「よくない」と判断したのかが子どもにはわかりません。


そういうことが積み重なると、単純に親の顔色だけをみて良し悪しを判断したり、あるいは、どうせやってもムダ、とやらなくなってしまうのです。


ぜひ、課題をよく選んでから、安心して「ご褒美」をぶら下げてくださいね。


最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。



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2015年

5月

04日

本当に必要なのは、評価ではなくて、確認なんです。

子どもを本当の意味で伸ばしたいと思ったら、必要なのは、評価ではなく、確認なんです。


4月26日付ウォールストリートジャーナル日本語版に、こんな記事がありました。


「勤務評価は逆効果?社員の士気損なうケースも」

http://jp.wsj.com/articles/SB11702692451560034542404580603371379484964


社員からは、評価に公正さがあるかないか、あるいはその評価が適正であるかどうか、

不満の声も多いのだと言います。


私は現役教師ですから、通知表に評価もつけています。

ですから、評価に対して、される方の立場に立てば、そう単純なものではないことも承知しているつもりです。


皆さんは、いつも低い評価になる子のフォローややる気の維持が大切だ、と思われるかもしれません。

確かにそうです。


しかし、評価のよい子にとっても、モチベーションの源が評価の良し悪しだとすると、

それは、本当の意味で力をつけることにはならないのです。


ですから、評価は慎重な姿勢で、腹を決めておこなわなくてはなりません。


そこで、私は、「確認」することの価値を提案したいと思います。


思い出してみてください。

1年生や2年生ぐらいまでの子は、何かをやろうとすると、決まって、


「ねえ、見てて!」


と言いますよね。

評価の良し悪しなんて、求めていないのです。

特に、やる気のある時は、見ててさえくれればいいのです。

不用意に評価をすると、かえってやる気をなくしてしまいます。


必要なのは、


・がんばっている、少なくとも、がんばろうとしているあなたのことを見ていたよ


ということなのです。

子どもが見ていてくれたことに安心したら、自分から、


「どうすればいいの?」


と聞くことができるようになります。

それから、あれこれ口出しをする方が、素直に聞くことができます。


親心としては、


・早くできるようにしてあげたい

・できないことで、からかわれたり、いじめられたりしないようにしてあげたい


と思い、焦ってしまうのです。それは当然のことです。

でも、そこをぐっとこらえて、黙って見守ってみてください。

そして、


「がんばっていたね」


と声をかけてみてください。

子どもは、そういうお母さんの気持ちに安心して、さらにがんばれます。


今日も最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。

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2015年

5月

05日

まさか、あなたのお母さんが、今でもあなたをコントロールしていたなんて!

お母さんとの関係を思い返すことは、思いがけず、イライラを減らすことになることがあります。


私がクラスや相談の場などで、お母さん方のお話をうかがっていると、

ご自身のお母さんへの思いを吐露される場に出会うことがあります。


面談を重ねるうち、何かの拍子に、ご自身のお母さんへの思いや、心に残っていたというエピソードを語ってくださることがあります。


そうなると、それをきっかけに、お子さんとの関係が変わったり、すっかりお母さんの表情が変わったりすることになることがとても多いのです。


お子さんのことで悩んでいるはずが、意外なことに、実はその根っこがご自身のお母さんとの関係にあった、というわけです。


これは、何も特別に精神的な葛藤を抱えている方に限らないのだな、と感じます。

自分自身を振り返ってみても、無意識のうちに、自分の両親、特に母親の何気ない一言や、むしろ、表情などに、自分自身の価値観を大いにコントロールされているな、と感じるのです。


とはいえ、少なくとも、表面的には、親への不満を持っているわけではありません。

むしろ、大いに感謝さえしているのです。


しかし、私の私らしさを発揮することに、大きな精神的な妨げになっているのも、また一方で事実なのだとも感じます。


この問題は、一朝一夕に解決できるものではありません。

でも、お子さんとの関係に悩んだなら、一つの可能性として、ご自身のお母さんとの関係を思い返してみることは、次のステージに進むきっかけになるのではないかと思います。


少なくとも、私の場合は、大いに気持ちを楽にするきっかけになりました。


今日も最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。


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2015年

5月

06日

お子さんの心を軽くする大きなヒント 「解釈」を変えてみませんか?

何か出来事が起きた時の「解釈」を変えることで、トラブルの多くは解決できるのです。


私は教室で、数々のケンカやトラブルと向き合ってきました。

はじめのうちは、当事者の話を聞き、


「こういうことはしてはいけないよ」


とか、


「我慢しなさい」


とか、私の判断を結局は押し付けていたのです。

多くの子どもは、やはり、先生に言われたことですから、表面的には、

収まることも多いのですが、繊細な子は、当然、納得がいきません。


そういう「おしつけ解決」を乗り越えようと、いろいろな方法を試していたのですが、

ある時、行為そのものではなくて、その行為をどう解釈しているかのズレが

ケンカの元になっていることに気づいたのです。


この考え方は、心理学者エリスの唱えた「心のABC理論」そのものでした。


そうか…

解釈のズレを修正していくことを目的にすればよかったのか!

私に、そういう軸ができたのです。


もちろん、トラブルが根深い時には、そう簡単に解決はできません。

が、トラブルになった過程が見えてくると、何より、私自身が安心できるようになったのです。


「先生が安心している」


このことは、とても重要です。先生が教室で安心していれば、結局、子どもも安心できます。


ひどいケンカになっても、少し時間がたつと、


「○○くんにだって、いいところあるよね」


なんて、もめた相手のことを言い出したりすることにたくさん出会いました。


教室でさえそうなのですから、お母さんが家の中で、安心していることは、

子どもの心に、とても大きな影響を与えます。


今、あなたの悩んでいること、あるいはイライラしていることについての解釈は、

本当に的を射たものなのですか?ご自身の思い入れが入り込んでいませんか?


親子関係の濃さは、簡単に整理のつくものではありません。

ですから、急に思い入れをなくすなんてことはできませんし、してもいけません。

でも、ご自身の解釈を一度、確認してみることは、誰よりもお母さんの気持ちを楽にする

ことにつながることもあります。ぜひお試しください。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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2015年

5月

07日

お母さん必見! 大切なお子さんがケンカで困っている時に一気に救う方法

大切なお子さんがケンカで困っている時に一気に救う方法…

 

それは、お母さんがお子さんの2倍怒ることです。

 

大切なお子さんが誰かのせいで、嫌な思いをしているのです。

ぜひ、お子さんの2倍怒ってください。

 

2倍!?

そうです。お子さんの2倍です。

 

なぜなら、お子さんがびっくりするぐらい、お母さんが怒り出すと、お子さんがヒクからです。

 

これはとても大事なことなんです。

ひどく怒っているあなたを見て、お子さんは

 

「何をこんなに怒っているんだろう…」

「もう、いいんだけど…」

 

と、冷静になれます。

 

激しい感情がおさまると、自分の気持ちを冷静に話すこともできるようになるでしょう。

かなり、周りが見えるようになります。

 

そうなれば、もう、解決したも同然です。

心が満ちれば、

 

「ぼくも(わたしも)、悪かったな…」

 

と素直になることができます。

素直な子には、友達がたくさんできます。

いつも腹を立てているような子からは、友達が去っていきます。

 

ぜひ、いつでも、

 

「どうすれば、この子を安心させられるだろうか」

 

という考え方で、言葉かけを考えてみてください。

その方法の1つとして、私は2倍腹を立てることをお勧めします。

私はこの方法で、ずいぶん子ども達と関係を築くことができました。

 

ぜひ、あなたも試してみてください!

今日も最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。

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2015年

5月

08日

何を言うかが勝負ではない。何を考えているかが重要。

私が子ども達と関わっていて、学んだこと、自分の心を定めることこそが大切だ、ということです。

例えば、クラスが騒がしくなります。

すると、どうやって鎮めようか、何を言おうか、つまり、どうすれば対応できるかを考えてしまいがちです。

しかし、私は、黙ってみまもることに挑戦してみたのです。

すると、それはそれで、静かになってくるのです。

そこで気付いたことは、こちらが、何を、どう言ったか、という表面的なことよりも、どういう心持ちで落ち着いていられるか、という「あり方」の方が大切だった、ということです。

それ以来、私は、自分の心を定めることに専心することにしました。

どう伝えようか、何を言おうか、と悩んだら、ぜひ、
「私のホンネはどこにあるのか」と自問してみてください。

そして、そのホンネを静かに、単純に伝えてみてください。

そういう腹の据わった言葉は、ノウハウ関係なく、子どもの心に届くはずです。

今日も最後まで、読んでくださり、ありがとうございました。

2015年

5月

09日

ケンカばかりする子への言葉かけ

お子さんが友達とケンカばかりしていたら、心配ですよね。

もし、そうなら、ぜひお子さんに、

「嫌われていいんだよ」

と伝えてあげてください。

私が子どものケンカやトラブルを見ていると、その子(たち)の「思い込み」が原因になっていることが多いのです。

「僕は(私は)、嫌われている」

と、勝手に思い込んでいるために、ちょっとしたことがキッカケで、自分で大ゲンカにしてしまう訳です。

まず、

「あなたは、嫌われている訳ではない」

ということを淡々と説明することが必要です。

とはいえ、心のパターンができてしまっている子だと、簡単にはそんな説明を受け入れてはくれません。

ですから、むしろ、

嫌われていいんだ

と伝えることが大事です。

考えてみてください。あなただって、みんなに好かれている訳ではないはずです。もちろん、私だってそうなんです!

「嫌われてもいいんだ、友達いっぱいのいい子にならなくてもいいんだ」

と子どもが思えるようになったら、肩の力が抜けてきて、結局、ケンカが減ってくるのです。

子どもは、大人が思っている以上に、大人のちょっとした仕草や態度に影響されています。

嫌われても平気なんだ、と大人の方が先に心を落ち着かせていれば、子どもの心も安定します。

ぜひ、試してみてください。
今日も最後まで、お読みくださりありがとうございました。






2015年

5月

10日

お説教から解放されたいお母さんへ お説教を減らすヒント

お説教を減らすヒントを今日はご提案します。


それは、「たとえ」を使うことです。


お説教から解放されたい、という方、いらっしゃいますよね?

もちろん、私もその一人です。


一回や二回なら、いざ知らず、何度言わせるんだ!


とか、


今、まさに言ったばっかりのことをやる!


とか、腹立ちのあまり、お説教が長くなったり、言葉が強くなったり、嫌味が追加されたりするのです。


そして、結局、同じ失敗を繰り返すことになるわけです。


そこで、私が試行錯誤をしつつ、研究しているのが、「たとえ」です。


例えば、3年生や4年生となると、特に女の子の間で、「秘密」をテーマにしたトラブルが起きてくるものです。


そんな時、ごもっともなことを語ったところで、彼女たちの心には刺さりません。

そこで、私は、


「秘密は、ハチミツだからね。気をつけないと」


とだけ、言いました。


すると、


「え〜?」


と立ち止まって、考え出しました。

すると、そばにいた子が、


「あ〜、食べ過ぎたら、かえって毒なんだよね」


と言い、私は、「そうだね」とだけ言っておきました。


その後、急に「秘密」のトラブルが急になくなりはしないでしょうが、彼女たちなりに、考えるきっかけにはなったと思います。


次に、同じようなトロブルが起きた時にも、ダラダラと自分が満足するための長いお説教をする必要がありません。


「ほら、ハチミツだよ」


とだけ、言えばいいのです。

お説教が減り、嫌味がなくなるだけで、子どもは話を聞きやすくなります。


ぜひ、お子さんの心に刺さるような「たとえ」を考えておいてください。

逆に言うと、お子さんの心に刺さるような「たとえ」を考えることは、お子さんの個性や現状を把握することになるのです。


なぜなら、キャラクターでも、食べ物でも、遊びでも、お子さんの関心のあること、好きなこと、嫌なことを把握しないと、その子の心に刺さる「たとえ」が言えないからです。


ぜひ、試してみてくださいね。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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2015年

5月

11日

今年は「言葉の断捨離子育て」が来る!

減らすのは体重だけでなく、言葉だと私は思っています。

自分が発する言葉を減らすと、相手の気持ちを受け止める余裕が生まれます。

子どものため
誰々のため

今、これを言っておかないと、とマジメな方ほど、言葉を重ねます。

ですが、その言葉を受けている立場に立つと、ほとんどの場合、お付き合いをして黙っているだけなのです。

つまり、言葉を重ねて満足しているのは、言っている方なのです。

ですから、長いお説教をした後は、できない子どもを叱るのではなく、黙って付き合ってくれて、ありがとう、と言わなくてはならないのです。

私にとって、言葉をどこまで減らせるかは、大きなテーマです。私は言葉の断捨離に挑戦している訳です。

叱るときはもちろん、褒めるときだって、言葉を選ぶのはとても難しいと思います。

だからこそ、まず言葉そのものを減らしてみませんか?

ぜひ、言葉を発するのを捨てて、黙ってお子さんの横に座ってみてください。

きっとお子さんのホンネが見えてきます。
こちらの言葉に押されて、出せずにいた気持ちが出てきます。

叱らなかっただけで、気持ちよく眠りにもつけるのではないでしょうか?

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。






2015年

5月

12日

落ち着きのない子に国語の力をつけたいならココ!

国語の力をお子さんにつけたいお母さんにオススメの図書館をご紹介します。

上野にある「国際子ども図書館」です。
http://www.kodomo.go.jp

何がオススメかというと、子どもの部屋という開架図書コーナーが楽しいのです。

さすが、国際子ども図書館というだけのことはあります。

手に取りたくなるような本を、手に取りたくなるような置き方で置いてあるので、子どもたちは自然と夢中になれます。

しかも、落ち着きのないお子さんのお母さんも安心!
静かにしなくてもいいのです!
抜き足差し足で、足音を気にしなくてもいいのです!

私、子どもに静かにするように言ったら、かえって、司書の方に叱られたぐらいなんです。

これって、図書館には、行きたいけれど、迷惑をかけたくないから、というお母さんには安心材料ですよね。

実は、この国際子ども図書館は、国立国会図書館の児童書専門版なのです。

収集・記録を目的とした国会図書館と違い、子どもたちを引きつける魅力がいっぱいの国際子ども図書館。

建物は明治時代に建てられた旧帝国図書館を使用していて、建物だけでも、見に行く価値ありです。

また、図書館にはカフェテラスもあり、リーズナブルなランチも可能。さらにテラス席にはお弁当の持ち込みも一部可能なので、安心です。

また、歩いてすぐのところに、上野動物園がありますから、本に飽きても大丈夫。パンダを見れば、元気いっぱいでしょう。

そんな国際子ども図書館、もちろん入場は無料。
事前予約の必要もありません。
(ちなみに、上野動物園は、子どもだけが無料です)

本を読みなさい、と何回も言うより、思わず手に取りたくなる環境に子どもを置いてあげることの方が、本を好きにできると思います。

そして、楽しく国語の力をつけられるのではないでしょうか。




2015年

5月

13日

お母さんが、お子さんを、そして自分を許せる場所。それは…自然

子どもにとって、一番の環境は自然だと思います。

とある卒業生が言っていましたが、外でたくさん遊んだ思い出は、消えないそうです。

中でも、学校近くの公園で毎週遊んだことを思い出すと、よく6年間飽きなかったもんだ、と自分で驚いていました。

今日は台風一過、暑い1日になりましたが、私は学校近くの公園で、おにごっこ三昧の午後でした。

自然の魅力は、走る、遊ぶというアクティビティーという面でもありますが、私は、子どもの心を伸びやかにできるところが一番大きいと思います。

せまい教室の中では、勉強も大変、友達にからかわれるのも大変、苦しくなることもあるでしょう。

もちろん、自然の中であっても、ケンカやら大変なことはあるのですが、自然に身を置いていると、不思議と、許しあったり、仲直りしたりしやすいのです。

自然の大切さはよくわかります。
でも、私は体を動かすのが好きでなくて…

そんなお母さんも大丈夫。
何も一緒に遊ばなくてもいいではありませんか。誰か友達を連れて行ってもいいし、見守っているだけでもいいのです。

全部、私がしなくちゃ、と肩に力を入れなくていいのです。

ですから安心して、自然の中にお子さんの身を置かせてあげて欲しいと思います。

そのことで、一番トクをするのはお母さんなのです。自然の中では、何より、お母さん自身がお子さんのことを許せるようになれます。

もしかしたら、そのことが、自然に身を置く一番の魅力なのかもしれません。

ぜひ、30分でいいので、自然の中に身を置いてみてください。オススメです。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




2015年

5月

14日

いつやるの? 本当に「今」ですか?

物事には、ちょうどいい時があると思います。
「旬」という言葉を思い浮かべていただくと、わかりやすいですね。
 
それは、子どもの育ちを考える上でもそうなのです。

「いつやるの?」

本当に「今」なのでしょうか?

あるいは、本当は今させるべきことなのに、逃げて(子どもと向き合うことから逃げて)、「先送り」したのでしょうか?

その答えは、お子さんの状態を見抜いているかどうかによるのです。

より正確に言うなら、その状態をお母さんが受け入れられるかどうか、によるのです。

今、やる「べき」ことは、子どもにとって、もうできること、ちょっと頑張ればできることで、

今、やる「べきでない」ことは、子どもにとって適切な時期がこれから来ることです。

とはいえ、それを正確に判断するのは、なかなか難しいものです。見る人によっても、意見は変わります。

迷った時は、ぜひ、担任の先生や習い事の先生に聞いてみてください。

お母さんの考えとは違うことを言われるかもしれませんが、どんなに若くて経験の少ない先生だとしても、その人なりに、お子さんの様子は把握しているものです。

違う角度から見た意見は、より立体的にお子さんを受け止めることにつながります。

でも、最後は、お母さんの判断です。
私は、あなたの判断を応援します。

人と違うこと、特に人に遅れる(と感じられる)ことは、不安なものです。

でも、いい「旬」の時期を見極められれば、本当に子どもの力が伸びるのを目にすることができます。

なんだかうまくいかないな、という時は、今がその時期かどうか、考えてみてください。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。









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2015年

5月

15日

「二分の一成人式」ってご存知ですか?

「二分の一成人式」ってご存知ですか?

10歳・小学四年生が、ちょうど成人の半分ということで、親に感謝の手紙を書いたり、赤ちゃんの頃の写真を貼ったり、というようなイベントです。

確かに、四年生は、大きな節目です。
私は、今年、久しぶりに四年生の担任をしているので、三年生までとの違いを痛感しています。

基本的に、この「二分の一成人式」というイベントは、親にとって、涙を誘うものとして捉えられているようですが、人の生い立ちには、いろいろな事情があるものです。

赤ちゃんの頃の写真が全くない子、ずっと親からヒドい言葉を浴びせられて生きてきた子など、そういう子への配慮がないのではないか、という批判もあるそうです。

私も担任として、いろいろな事情と向き合ってきました。ですから、そういう批判の声には耳を傾けるべきと思います。

でも私は、10歳は特別な年として、慎重に子ども達の育ちを見守る時期だと思うのです。

以前にも書いた「10歳の壁」問題に代表されるように、特に男の子は心の変化が大きい時期です。

一方で女の子は体の変化が目前に迫ります。また、交友関係も、良くも悪くもさらに深まってくるでしょう。

だからこそ、これまでの10年間、どんな歩みをしてきたのか、真摯に振り返る必要があるのだと思います。

もし、赤ちゃんの頃の写真が全くなかったり、ずっと親からヒドい言葉を浴びせられて生きてきたりしたなら、思春期に備えて、しっかりと信頼関係を固めなくてはなりません。

子どもに、あなたは大事な存在なんだ、と実感してもらえるようにしなくてはならないのです。

ですから、難しい事情があるからこそ、10歳の式には意味があるのだと思います。

いえ、私が言いたいのは、式やイベントをすることの意味ではありません。

感謝の手紙やら赤ちゃんの頃の写真やらはどうでもいいのです。

思春期という荒波に漕ぎ出す目前の今、親子で真摯にこれまでの10年間を振り返ることこそ価値があると私は思います。

今日も最後まで、お読みくださり、ありがとうございた。




2015年

5月

16日

お母さん!「いつも」のあなたなら、できるはずです!

「いつも」は励まし専用の言葉なんです。

お子さんを叱るとき、ついつい、「いつも」と言っていませんか?

叱ることは問題ないのです。
よくないのは、「いつも」とか「また」とか、嫌味を追加することなのです。

親子関係は、他の人間関係と比べようもない濃さが特徴です。

感情的になることも多いと思います。それは当然です。

ですから、感情的に叱ることをやめようとするのではなく、使う言葉を意識することの方が、より建設的です。

そこで、今日、私がご提案するのは、「いつも」は、励ます時にだけ使うということです。

「いつもならできるんだから、大丈夫。次はできるよ」

などという言い方です。

「あなたって、いつも忘れ物するのね」

と言う言葉は、お子さんの忘れ物を「いつも」のことに強化してしまいます。

しかも、実際、いつもではないはずです。常に全て忘れ物している訳はないのです。

一方で、

「あなたは、いつも100点取って偉いわね」

という褒め方は、お子さんにプレッシャーをかけてしまいます。100点を取れなかったらどうしよう、と不安になり、結局、素直に相談できる機会を奪います。

実際のところ、お子さんを叱る度、

「まったく、何度言っても、同じこと繰り返すんだから」

と思うこともあるでしょうが、お子さんの心には、お母さんの言葉は、思っている以上に刺さっているのです。

「いつも」は励ましの言葉だけ

心に留めておいてくださると嬉しいです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。




2015年

5月

17日

いつも楽しそうなアイツ!なんで、ボクの方が…

同じクラスのアイツ。

アイツは、この間、学校を休んで旅行に行ったんだよ。


なんで、ボクは毎日、学校に行かなきゃなんないんだ。

しかも、アイツの方がテストの点がいいなんて…

まったく!


怒りたくなるのもわかる気がします。


先月27日のアエラ誌上にて、学校を休んで旅行に行くことは許されるか、

許されないかというテーマが取り上げられました。


「お父さんやお母さんは会社に行くでしょ!

 あなたにとっての会社は学校なんだから、休んで旅行なんてないわよ」


という考え方もあるでしょう。


「いつも忙しいお父さんの休みがやっと取れるのよ。勉強の遅れは、

 なんとかなるんだから、ここは休んで家族の時間にしましょう」


という考え方もあるでしょう。


私個人は、気持ちの切り替えをしっかりして、家族にとって、とても重要な

時間なら、休んだってかまわないと思います。


単なるレジャーと、その時にしかできないことという判断の間には、

大きな違いがあると思います。


家庭の方針が明確で、気持ちの整理がついているなら、子どもは安定できます。


休んで旅行に行くにせよ、学期中は行かないにせよ、気持ちがブレると、

子どもは大人の倍以上の振れ幅で揺れてしまうのです。


ぜひ、何かの時には、ご家庭の方針をキッパリと決めることをお勧めします。


今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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2015年

5月

18日

子どもをやる気にさせるコトバの秘密

今日、5月18日は、5・10+8ということで、コトバの日なのだそうです。

子どもへの言葉かけが専門の私ですから、今日は、私、とっておきのコトバをご紹介します。

1.ママありがとう!と子どもが言い出すコトバ

「そっか〜」

子どもが嬉しいのは(多分大人も)、お説教されるより、気持ちを受け止めてもらえることです。

だから、まず、「そっか〜」とだけ言って、しばらく黙る。

矢継ぎ早にアドバイスするより、しばらく黙っていることで、子どもは自分の発した言葉をお母さんが重く受け止めてくれていることを感じられます。

「そっか〜」は、魔法の相槌です。

2.子どもをプレッシャーから守るコトバ

「そういうこともあるよ」

子どもは、何をおいても、お母さんが一番!

やはり、お母さんに認めて欲しいのです。

でも、もちろん、うまくやれないこともあります。
いや、実際には、うまくやれないことを経験しておかなくてはならないのです。

だから、他ならないお母さんにこそ、

「そういうこともあるよ」

と、失敗したり、悩んだりしていること、そのものを認めてほしいと私は思います。

失敗や悩みを認められたことのある子は、他人の失敗や悩みにも寛容になれます。

結局、友達も増え、精神的に安定できるでしょう。

今日は、コトバの日を記念して、著書「むさしの学園小学校の母親を変える教室」から、2つ言葉をご紹介しました。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。







2015年

5月

19日

「わからない」と言える強さが信頼のもと

子どもに信頼される一番の方法…


それは、「わからない」と言うことです。


〜あれあれ、書き間違いですよ。

「わかる」と言うことですよね?


違います。

「わからない」

です。



〜最近、子どもが大人の矛盾をついては、屁理屈を言うので、困ります。

そんな時に、「わからない」なんて言ってしまったら、もう、言うことを

まったく聞かなくなりますよ!


それは逆なんです。

わからないことは、わからないのです。

それなのに、大人の威厳を示そうと無理にわかっていることをアピールすることで、

かえって、子どもはがっかりしてしまうのです。


結局、正直であることは一番の説得材料です。

自分のホンネに正直で、それを認めていれば、子どもは安心できます。


できないことやわからないことをありのまま、認めた方がかえって子どもは

大人を信頼できます。


その上で、できるようになろうと努力している背中を見せるようにしたいと、

私は思っています。


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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2015年

5月

20日

たった一つ、これさえ練習すれば、自分らしさを活かすことができる!

お子さんが自分らしさを発揮するために一番、大切な練習…

それは、失敗することです。

誰でもうまくやりたいのです。
丸をもらいたいし、うまくできた自分を褒めてほしいのです。

でも、初めからうまくやれるわけはありません。
なまじ、うまくやり過ぎると、むしろ、後から伸びなくなります。

だから、お母さんには、失敗を派手に認めてほしいのです。

もちろん、一時的にはわざと間違えたり、失敗したり、ということもあるかもしれません。

でも、繰り返しとなりますが、誰でも、本当はうまくやりたいのです。

だから、成功体験を積み重ねれば、わざと間違えたり、悪さをしたりするようなことはなくなります。

失敗したということは、将来に向けて、かけがえのない体験をしたことなのです。

失敗した自分を認められない、そんなお子さんに気づいたら、ぜひ失敗を褒めてみてください。

お子さんが自分らしさをたくましく発揮できることにつながっていると私は思います。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。







2015年

5月

21日

早く子育てのイライラから解放されるヒント

早く子育てから解放されたい!

そんな気持ちの方が、このサイトを見てくださることがよくあります。

そこで、今日は早く子どもが自分のことを自分で決められるようになり、あなたがイライラから解放されるヒントをご提案します。

それは、少なくとも小学生までは、子どもの育つ環境を親が決めてあげることです。

え?

それでは、自分で自分のことを決める練習が足りないのでは?

ずっと親に依存して、いつまでも自分のことを決められなくなるのでは?

そう思われるかもしれません。
でも、私は逆だと思います。

早いうちから自分で決めることばかり要求すると、かえって子どもは、いつまでも親や他人に判断を委ね続けてしまうのです。

最近、子どもの自主性を育てるという、耳触りのいいお題目のために、子どもが自分で決めたことを尊重すべき、という考え方があるようです。

しかし、それはまだ幼い子どもに決断の責任を投げていることになるのです。

もちろん、程度の問題はあります。
今日の晩ごはん、何がいい?
というような「決断」ならいいでしょうが、中学受験や最近は小学校受験も子どもに決めさせようとする方もいらっしゃいます。

確かに自分で決心したことなら、頑張れるものですが、そもそも受験勉強なんて、幼稚園児は当然、小学生だってしたいものではありません。自分の意思でできなくて当たり前ですよね。

しかも、受験の場合、自分でした決断だけに、落ちてしまうと、子どもにとって、倍以上のダメージに感じられるでしょう。

だから、少なくとも小学生までは、親御さんが親御さんの責任で、子どもの育ちの環境は決めるべきです。

小学生のうちに、心の根っこを固いものにしてしまえば、中学生以降に、安心して自分自身の行きたい方に進むことができるようになります。

私は進学や塾選び、習い事の分量など、いろいろなお話を伺ってきました。

何が必要で、何がいらないか。

何がわが子に合うのか。

判断はとても難しいと思います。
迷って当然です。

でも、決めるのは、あなたです。
もちろん、私でよろしければ、喜んでお話を伺います。お気軽にお問い合わせください。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。







2015年

5月

22日

押してだめなら引いてみませんか?

押してだめなら引いてみな

浪花節の世界ですが、これは、一般には、異性を口説く時に使う格言のように使われる言葉です。

これは、子育てにも意味のある言葉だと思います。

「先生、ちょっと厳しく言ってください!」

よくお母さん方から伺う話です。

もちろん、時には厳しく言うことも大事です。

が、厳しく言って変わるぐらいなら、何も悩む必要はないのです。

厳しく言っても変わらないから、お母さんも困っているのですよね?

異性を口説く時には、押すだけでなく引くのですから、子どもに対しても、引いてみてはどうでしょうか?

3回に1回で構いません。
言いたくなることをグッとこらえて、黙って見守ってみてください。

子どもたちは、お母さんの言動に敏感です。
3回に1回のガマンを受け止めて、少しずつでも、変わってきます。

厳しく言っても変わらない子…
お母さんの言葉を無視してやろうなんて初めから思っている訳ではないのです。

うまくできない経験の積み重ねか、うまくできないかもしれないことへの不安が、言っても変わらない状況に追い込んでいるかもしれません。

この週末は、「引いて」みませんか?

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございましに。





2015年

5月

23日

口グセが人生を変えるなら、お母さんの口グセは家族の人生を変える。

口グセが人生を決めると言います。
私も同感です。

子どもの力を伸ばす、という点でもでも、口グセは大事です。

教室で子どもたちの言葉を聞いていると、私のよく言う言葉を彼らが使っているのを耳にすることがあります。

ケンカの時、私が叱った言葉で、友達に文句を言っていることもあります。それを聞くたびに、身近な大人がどんな言葉を使うべきか、言葉の影響を痛感します。

ということは、温かい、丁寧な言葉のシャワーを浴びている子は、同じような言葉を他人に使うことが増えてくるということです。

先日、私のクラスのある男の子が、

「そうそう。それはそうなんだよ。」

と、私のよく言う言葉を友達に言っているのを耳にしました。

私の怒っている口グセではなくて、よかったなぁ、と思いました。

もちろん、厳しく叱ることも当然、必要です。
そういう時は、短く、ハッキリと叱る(嫌味を足さない)。

そして、日常の言葉を少しずつでも、温かいものにする。

そういう努力は、ジワジワと、しかし確実に子どもの自信をつけていきます。

子どもが自信を持てるようになると、気持ちが安定しますから、友達も増えます。学校が楽しくなります。
すると結局、勉強も楽しくなるわけです。

ちょっとずつ、意識してみてはどうでしょうか?

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。




2015年

5月

24日

ズバリ!あなたはホンネを隠していませんか?子どもの気に入らない態度からわかること

お子さんの「いい加減な態度」が気に入らないというお母さんへ

もしかしたら、お子さんは、あなたに対して、

「そんなにカチカチじゃなくてもいいんじゃない?」

と教えてくれているのかもしれませんよ。

「なんか、あのへっちゃらな態度が気に入らないんですよね」

というお話をお母さん方からよく伺います。

テストで点が悪い時より、むしろ、点がよかった時の方が多い声です。

もちろん、気持ちはお察しします。
私も、点数の良し悪しに関わらず、コツコツ準備して、結果を素直に受け止めて次に生かす、そんな「態度」で勉強してほしいと思います。

しかし私は、ある時、こんな気持ちがあることに気づきました。

「よくテスト前に勉強してこないよな、ある意味で、スゴイな…」

つまり、子どもを羨ましく思う気持ちでした。

ということは、
 
「その態度は何だ!?」

という言葉の奥にあるホンネを表現すると、

「私はあんなにマジメに勉強してテストを受けてヒヤヒヤして小さくなって過ごしていたのに、あなたはそんなにダラダラして、しかも、いい点なんてズルい」

ということになります。

そう考えた私は、

「もしかしたら、そういう子は、マジメにやらなきゃ!と思って生きてきた大人に、もう少し肩の力を抜く生き方もあるんじゃない?と教えてくれているのかもしれないな」

なんて思いつつ、黙って子どもを見ていることにします。すると、

「先生、復習してきたよ」

と自分から持ってきたりするから、不思議なものです。

何か自分の心がざわつくようなことを子どもが繰り返す時は、

「これは私のできなかったことなのかな」

という見方をすることで、お互いに心が軽くなる時があると思います。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。






2015年

5月

25日

自分がモンスターペアレントではないかと気になっている方へ

今日の結論。

私はモンスターペアレントなんてこの世にいないと思います。

子どものことを心配し過ぎるという人はいるだろうが、親がモンスター(化け物)などということはあるのでしょうか?

ちなみにモンスターペアレンツというのは英語の単語ではありません。

英語には、ヘリコプターペアレントという言葉はあって、子どものことが気になって、ヘリコプターのように子どもの周りや学校に居ついて、すぐ口出しをする親のことを言うそうです。

それならわかります。
そんなに心配ないと他人は思えても、我が子だけに、いろいろ気になって仕方がないというのは、理解できます。

とはいえ、過度な要求、神経質な言動は、周囲にとって迷惑なことも事実です。

しかし、だからと言って、モンスターというのは言い過ぎです。山あり谷ありの子育て・教育の場で、揉め事はたくさんあるものです。学校と保護者で意見が食い違うことも当然です。

確かに、過度な要求、神経質な言動は、周囲に迷惑です。

だからと言って、不安に思っている保護者をモンスター・化け物扱いするのは、必要な葛藤から逃げ出すことだと私は思います。

教室はキレイ事では済みません。保護者の方からお叱りを受けることもあることです。

それを乗り越えてこそ、関係が深まり、結局、子どもが教室で安心できるようになるのです。

だからこそ、

「あ〜あの人、モンスターペアレントだね〜」

と一言で片付けてしまうのは、必要な葛藤を切り捨てることにつながります。

だから、自信を持って、堂々と学校に出かけてください。少なくとも私は待っています。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。












2015年

5月

26日

6月はご用心…ご存知でしたか?

もうすぐ6月です。
6月は子どもにとって、要注意な時期なのです。

5月病と言いますが、私の見てきたクラスでは、むしろ6月病というのが、実態だと感じます。

とても暑い5月ですが、いつまでも暑いわけではないでしょう。そのうち梅雨に入ります。

おわかりの通り、6月は気温の変化も激しくなりがちで、おまけに雨のために外で遊べず、ストレスも溜まりやすい時期なのです。

さらに、4月から新しいクラス、先生、友達とうまくやろうと頑張ってきたのも、ぼちぼち息切れする時期です。我慢してきたことが、しきれなくなってきます。

そんな訳で、6月は用心が必要です。
学校で頑張っている分、お子さんが家で言うことを聞かなかったり、トラブルが増えたりすることもあります。

ですが、今のうちに心の準備をしておくと、何かあっても落ち着いて対応できます。

今日の記事が何かの参考になったなら、とても光栄です。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2015年

5月

27日

これは危険!絶対にしてはいけないメッセージ

子どもに伝えたいことがある時は、

「あなたが〜」

というのではなく、

「私が〜」

というiメッセージを使うといい、と言います。

特にお説教をしたい時には、子どもを責めずに伝えることができますから、さらに効果的です。

このことは、いろいろな育児書やネット記事に紹介されていますし、私の著書でもご紹介しています。

しかし、iメッセージを使えば、何でもいいというものではありません。

「私は、あなたがそんなことをしたら悲しいなぁ〜」

「あなたがそんなことを続けていたら、お母さん、辛いわ」

こういう言葉かけは、ポイントを絞るから効果的なのであって、いつもいつも言っていたら、聞き流されてしまうようになるでしょう。

いえ、ともすると、子どもを暗にコントロールすることになり、子どもにヒドいプレッシャーをかけることになるのです。

そうなると子どもの優先事項は、お母さんに認めてもらえるかどうか、になってしまいます。

お母さんの期待に応えたいという気持ちは、子どものやる気に火をつけますが、度が過ぎると子どもを苦しめます。

あなたのiメッセージは、お子さんを誘導するためのテクニックになっていませんか?

ぜひ一度、振り返ってみてください。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。




2015年

5月

28日

やっぱり、子どもらしさが一番輝くのは自然

自然は一番の学び舎です。

森でも、山でも、海でもいいのです。

いえ、近所の公園で十分です。

まぁ、ある程度、広い方がいいでしょうが、自然の力には、どんなアトラクションも遊園地もかないません。

こういう力のある環境では、大人がプログラムを用意しすぎない方がいいものです。

むしろ、豊かな場では、子どもは勝手に動き出します。

そして、一番、癒されるのです。

嫌なことがあっても、面倒な勉強に疲れても、自然の中で、思う存分、過ごせば、食も進むし、寝つきも良くなります。

自然が苦手なお母さんなら、一緒に走ったり、泥だらけになったりしなくていいんです。

お友達の何人かでも連れて行けば、子ども同士も満足しますし、お母さん方からも感謝されて、一石二鳥、三鳥です。

ぜひ、子どもを自然に放ってみてください。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。








2015年

5月

29日

早く布団に入るためにすべきたった一つのこと

勉強をできるようにしたいなら、まずは生活習慣から、というのは定石です。

しかし、生活習慣というのは、かなり幅の広い話です。どんなことからよくすればいいのでしょうか?

私のオススメは、何をさておいても、「早寝」です。

寝る子は育つの言葉通り、たくさん寝ることは、子どもの成長にはとても重要です。

私の教室での経験を思い返しても、心が落ち着いている子は、必ず早寝していました。

きっと、お母さん方の中には、私と同じ意見だという方もいらっしゃるでしょう。でも、難しい…

早く寝れば、全てがうまく回る。
だから、何時までにお風呂を終えて、ということは、何時までに食事を終えて、その前に宿題も終えて、そうそう、ピアノの練習もして…

思えば思うほど、後にズレてしまい、イライラ…
もちろん、子どもだってイライラ…
怒鳴ったり、時にはちょっと叩いたりして、罪悪感を持ちながら、寝顔に向けて、謝る…

これまで、たくさん伺ってきた話です。
あなたは、いかがですか?

もし、思い当たる節があるようなら、何か一つやめてみませんか?

焦って、焦って、アレもさせなきゃ、コレも練習しとかなきゃ、とちょっと急ぎ過ぎていませんか?

一つでいいのです。
急にアレもコレもやめなくて構いません。一つやめることで、みんなに心のゆとりができてきます。

そのスキマが、寝る時間を少し早くさせ、結局、何かに頑張る心のエネルギーになります。

今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。




2015年

5月

30日

ケンカばかりしてしまうお子さんのことが理解できないお母さんへ

何回言っても、同じような相手に、同じようなケンカをして帰宅する我が子…

毎度、ウンザリしていませんか?

「もう、お願いだから、やめて!」

そう思っていませんか?
あるいは、お子さんに、そう怒鳴ったかもしれません。

私もそう言いたくなるのです。
実際、かつては言っていました。

ところが、やめろ、やめろというと、余計にやってしまうことに気づき、そういう言葉はやめてみました。(時々、言ってしまうのは、ご容赦ください)

すると、ケンカはゼロ!

にはなりませんが、私自身の気持ちが楽になり、結局、子どもを追い込むことが減ったような気がしています。

今日は5月30日、ゴミゼロの日だそうです。
今朝、三鷹の駅前で市長さんが、声高らかにキャンペーンをしていました。

そんな日に、何もたてつく訳ではないのですが、人間が生きている限り、ゴミゼロはできないよなぁ、と思ってしまったのでした。

嫌なもの、遠ざけたいもののたとえとしてゴミを考えてみましょう。

ゴミをゴミと思うので、嫌になり、かえってゴミだらけになるのではないかと思います。

ゴミをより必要なものに捉え直すというリサイクルの考え方が大事です。

つまり、子どものケンカを嫌なもの・避けたいもの(ゴミ)と捉えるのではなく、うまく言葉にはできない困っていることをケアするチャンスと捉え直すことで、ケンカは貴重な資源になります。

小さい子、特に男の子は、言いたいことをうまく言えなくて、たまった感情をケンカや暴力で表しがちです。

それだけではありません。
言いたいことを言える力があっても、言いたいことをハッキリ言うのは、子どもにとって憚られるものなのです。

子どもにとって、お母さんを困らせるのは、とっても嫌なことなのです。

え?
あんなに本能むき出しのあの子にそんな感覚が?

はい。
あるんです。
どうしても日本人の美徳である謙虚さ、忍耐強さというものは、無意識のうちに伝わっているのです。

だから、ケンカっ早いとか、遅いとかいう違いに目を向けずに、今、その子が何に困っているか、どうすれば気持ちが楽になるかを考えることが大切です。

しかも、誰のことも責めないことが一番大事だと私は思います。。

「ワタシがこうしてあげなかったから」
「ワタシが見てあげなかったから」

などというのも責めることの一つです。
結局、子どもにプレッシャーをかけることになります。

「でも、私には子どもが何に困っているかわかりません…」

もし、そうおっしゃるなら、こう聞いてみてください。

「どうしてほしい?」

お子さんは的外れと思えるおかしなことを言うかもしれませんが、子どもなりに何とか答えたのですから、その言葉の意味を考えてみてください。きっとヒントが隠されています。

何も一回でわかろうとしなくていいのです。
そういう会話が何回かあった後、何かの拍子に、

「あっ!そういうことか!」

と急に見えることがたくさんあります。
教室での私は、その瞬間が楽しくて仕方ありません。

何より、そういう気遣いで子どもは安心できるのです。その積み重ねが、ケンカを減らしていくのだと思います。







2015年

5月

31日

ストレスフリーの誘導術

お子さんに何かをさせたいと思った時に、かけて欲しい言葉。


それは、


「できなくていいよ」


という言葉です。


あなたが、お子さんに「勉強させたい」と思っていらっしゃるなら、

「まあ、そんなにたくさんやらなくていいよ」とか、

「もちろん、間違えてもいいんだよ」と声をかけます。


あるいは、あなたが、お子さんに「友達と仲良くやってほしい」と思っていらっしゃるなら、

「何も、みんなと仲良くしなくたっていいよ」とか、

「友達に対して、嫌なことを言ったり、やっちゃったりすることもあるよ」と声をかけます。


そう言いますと、マジメなお母さんほど、


「先生!それじゃ、ウチの子は、本当にそうしてしまいます!

もっと厳しく言ってください!」


とおっしゃいます。


まあ、落ち着いて考えてみてください。

きっと、これまでも厳しく言ってこられたのではありませんか?


言っても、言っても、罰を与えても、目の前にニンジンをぶら下げても、

どうにもならないから、困っていらっしゃるのではありませんか?


もしそうなら、逆をやるのがいいと私は思います。

押してダメなら引いてみな、ですね。


私は教室で子ども逹に課題を出した後は、こんなことを言います。


「まあ、けっこう難しいからね。間違えていいよ」

「うーん、ちょっと多かったかな。時間内にできなくていいよ」


あるいは、ケンカして興奮している子がいれば、こう言います。


「怒って当然だね」

「怒っていいんだよ」


そういう声かけをすると、子どもは自分の意思で、勉強なり、友達との仲直りなりを

することができます。


大人に言われてやるのは、やはり嫌なのです。

子どもが自分なりにやれるように、心のスペースを作ってあげるための言葉なのです。


私も初めから、こういう言葉かけをしていたわけではありません。

このブログの読者の方ならおわかりの通り、私も初めは、あれをしなさい、これはやめなさい、

と指示ばかりしていたのです。


でも、うまくいかない…


それなら、いっそのこと、逆だ!


ということで、落ち着いて、子どもの様子を見ることにしたのです。

そうすると、うまくいくことが増えてきました。

(毎回ではありません。相手が人間なんですから、当然ですよね)


やりなさい!と言うと、やらない…


なら、


やっちゃダメ!と言うと、意外と、やるのかもしれません。


「押してダメなら、引いてみな」


ヒントに満ちた考え方だな、と思います。




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2017年

5月

19日

私立小学校の教師が語る、学歴や学閥のピラミッドをどう生き抜くか。

ピラミッドの上下関係にうんざりしたら、ピラミッドを出る。

学歴や学閥だけじゃない。
友達関係だって、違う世界がある。


知人のフェイスブック投稿に、こんな記事が紹介されていました。

東大、慶応、早稲田出身者の年収、生涯賃金が他の大卒者平均より高いのは、予想通りのことです。

で、その現状は、きっとこれから変わるだろう、と思うか、
やっぱり学歴はまだ力を持つんだ、と思うか…

私個人は、まだ力を持つだろうと思っています。
私は、むしろ、その当たり前のヒエラルキー、ピラミッドから、いかにして出るか、ということを考えたいのです。

私も私学に身を置く者として、学校の偏差値ピラミッドは、十分にわかっています。
先日、幼児教室の会合に出席したところ、幼児教室の方から、東京の私立小学校は、とある大学附属小学校を頂点として、第2グループ、第3グループ、その他大勢であり、第2グループの学校は頂点と距離が空いてきているから、あぐらをかくな、とハッパをかけられました。

それが小学校受験界の事実だと、私はわかっています。
そして、私の勤める学校が、その他大勢であることも、もちろんわかっています。

ここまで受験産業の方に言われて、むしろ、気持ちがスッキリしました。

そして、私はピラミッドの外は自由なんだと気づきました。
そのピラミッドから出た世界もあるのです。

ピラミッドに組み込まれている限り、今年はあの学校の倍率が上がっただの下がっただの、第2グループだったあの学校は、もはや第3グループレベルだろ、というという類の話は、ピラミッドの内側でのルールです。

そんなことは、広い世界の、ごくごく一部分です。

もちろん、大学の学歴となると、私立小学校のピラミッドよりは大きいし、就職、結婚、年収などに直結するので、そんなピラミッド、と一笑に付せません。

が、それにしても、そのピラミッドの外もあるのです。

私は、東大はおろか、早慶には足下にも及ばない大卒者ですが、最初の大学を出るとき、まさに就職氷河期でした。

確か、有効求人倍率は0.5程度で、特に女子は本当に仕事がなかった…

私は、学歴ピラミッドの中ぐらいにいて、就職もなく、仮に大きな企業に入れても、出世はしないだろう、というピラミッド内の理屈を踏まえた上で、ピラミッドを出た世界を生きることにしました。(そう言うと覚悟があったようですが、そうするしかなかったのです…)

まあ、どの世界にも、その世界のピラミッドがあり、理屈やルールがあります。
そのピラミッドの中で、上を目指すもよし、中でトロンと過ごすのもよし。
一つ言えることは、そのピラミッドが苦しくなったり、おかしいと思ったら、ピラミッドを出ることはできる、ということです。

私は、私立小学校という、大学の偏差値ピラミッド以上に狭く、急峻なピラミッドに生きているわけですが、偏差値やら倍率やらを上げるための仕事なんてしなくていい…

それは学校のレベル、学歴や学閥、就職や出世といった大きな枠組みに限りません。
目の前の友人関係も同じです。

この世界はおかしいと思ったら、そこを出ることはできるのです。

あ…
ちなみに、ですが、私立小学校の現場の先生達は、そういうピラミッドでつながっていませんよ。

私は決して知人の多い方ではありませんが、頂点の学校の先生だろうが、第2だろうが、第3だろうが、その他大勢だろうが、関係ありません。

本当は、そういうピラミッドなんて関係なく、その学校が気に入ってくれた方が、それぞれの学校を受ける、という当たり前のことがいいのですが、まぁ、それは理想論に過ぎないのかもしれません。

外から見たピラミッドの見え方と、中は、また違っていますね。
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