2015年
4月
05日
日
「子どものため」、「家族のため」と、ご自身の「らしさ」にフタをしていませんか?
子どものために、ご自身の「らしさ」にフタをしてしまうことは、かえって子どもにプレッシャーをかけることになります。
つまり、子どもたちは安心して、自分の本当にしたいことに向かえなくなってしまうのです。
ですから、お母さん。
あなたが、先にご自身の「らしさ」を活かした方がいいと私は思うのです。
なぜなら、大人が先に自分らしく、イキイキしているからこそ、子どもたちは安心して、いろいろなことに挑戦ができるからです。
大人を見本にして、自分らしさを認めることができるのです。
私が教室で、もっとも大切にしたいと思っていること、それがまさに、子ども一人一人の「らしさ」をどう活かすか、ということです。
子どもたちがお互いの人柄を理解し、みんなに居場所のある状況になると、子どもたちは自然と笑顔になり、勉強にも取り組めるようになります。
「らしさ」が活きると、毎日が楽しくなるのです!
ということで、今日から、「らしさ」を活かすヒントブログを始めます。
現役私立小学校教員だからこその情報やヒントを書かせていただくとともに、私自身が自分のらしさを活かすためにどんなことに挑戦したかも書かせていただこうと思います。
明日は、「らしさ」を認める言葉かけについて記事を書きます。
ぜひ、読みに来てください!
お待ちしています。
2015年
4月
06日
月
「なんでそんなことをしたの?」
お子さんに、そう声をかけている方は多いと思います。
私は、「なんで?」と理由を聞くのはお勧めしません。
それは…
「なんで?」
と、理由を聞いているとみせかけて、本当のところは、
「そんなことをするなんて、もう、面倒を起こさないでよ…」
とか、ともすると、
「私に恥をかかせないでよ!」
という、強い否定の気持ちを嫌味が込められているからです。
頭ごなしに叱ったり、否定したりするのではなく、理由を聞いている「よい」言葉かけに思えますが、
実はそうではないのです。
私も以前は、教室で子ども達に対して、
「なんで?」
「どうして?」
と聞いていました。
しかし、いくら穏やかな言い方で聞いたとしても、結局、素直な答えは返ってこないのです。
子どもは、自分を守ろうと身構えてしまい、ホンネを語ってくれません。
表面的な答えをするか、押し黙るか、ともするとウソをついてその場を言い逃れることになってしまうのです。
すると、大人の側もそれを感じるので、もっと強い言葉で子どもを責めることになっていきます。
そこで、私がお勧めする言葉かけは、こうです。
「どうしたの?」
私はこの言葉かけで、硬くなっていた心を解きほぐすことに何度も成功しました。
とある女の子は、人前では、思ってもいないようなことを言ってトラブルを起こしていたのに、
二人になってから、
「どうしたの?」
と一声かけただけで、
ワーッと泣き出して、ホンネを語ってくれたことがあります。
何がいけなくて、どうしなくてはいけないかということは、意外と子どもなりにわかっているのです。
でも、できない…
そんな子どもの心の葛藤に思いを向け、
「どうしたの?」
と声をかけてみてください。
お互いが安心できる関係につながっていくと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
2015年
4月
07日
火
ご主人やご家族のワイシャツを伊勢丹で作ると「らしさ」が活きるのはなぜでしょうか?
それは、その人の体型という「らしさ」にぴったりフィットするからです。
「作る」という選択肢!
これは本当にオススメです。
自分にぴったり合った既製品に出会うためには、何着も買わなくてはなりません。
しかも、多くの場合、ちょっと太っても着続けよう、と少しゆったり目に選ぶことになります。
すると、うっかり上着を脱いだ時に、まるで小学生のようにシャツの裾がズボンからはみ出すことや、たるむことにつながり、しかもサイズの合わない服は傷みやすいのです。
オーダーワイシャツなんて、そんなブルジョアなことはできないよ、というのは、本当でしょうか?
私が毎年楽しみにしている、伊勢丹の紳士ファッション大市では、2枚で1万数千円で作ることができるのです。
「わかりました。ワイシャツを作ることは、確かに、らしさを発揮することにつながりますね。
でも、なんで伊勢丹なんですか?」
はい。
私の完全に主観的な回答をいたします。
値段…
それもあります。上に書いたように、紳士ファッション大市は、わりとリーズナブルに作ることができます。
私の場合は、安心して作れる、ということが決定的な要因です。
数年前、私は伊勢丹でワイシャツのオーダーをしたのですが、採寸ミスで、首回りが緩いものが上がってきたのです。そこで、再採寸になったのですが、なんと、今度は、腕周りが合わない…
そして、再々採寸という、三度手間になってしまったのです。
普通なら、クレームをつけたくなるところですが、こういう時に、伊勢丹の人は、こちらの気持ちをくんだ言葉を発し、そして、迅速に具体的な対処をしてくれるので、腹をたてるどころか、かえってファンにさせてしまうのです。
そんなわけで、私はオーダーワイシャツは伊勢丹と決めています。
正直、普通に百貨店の紳士服売り場でワイシャツのオーダーをしようと思うと、結構なお値段がしますが、催事では、手の届くレベルで作ることができます。
私のお勧め・伊勢丹の紳士ファッション大市は、春と秋の2回あるようです。
普通、春の大市は5月です。
挑戦してみてはいかがでしょうか?
2015年
4月
08日
水
今日は寒かったですね。
2015年
4月
09日
木
子どもの解いている問題を親が解いてあげたら、どうでしょうか?
苦しんで、自分の力で解く力を奪ってしまうのでしょうか?
答えは、お子さんの状態にあります。
お子さんが、その問題を解くことができる状態なら、確かに力を奪うでしょう。
でも、お子さんがその状態ではなかったとしたらどうでしょうか?
できないことを要求されているわけですから、自信を失い、自分の力で解こうとする
意欲を奪ってしまうでしょう。
これは大問題です。
「やっても、どうせできない」
「変にがんばって、できない自分を見られたくない」
そうなってしまうことの方が重大な問題になるのです。
だから、私は、2、3問 大人が問題を解いてあげることはいいことなのではないかと
ご提案するのです。
勉強をなかなかしない教室の子どもに対して、私は褒めたり、叱ったり、いわゆる直球勝負
ばかりをしてきました。
しかし、ひとたび頑なになってしまうと、そんな方法ではどうにもならないのです。
そこで、それならば、ええ〜い!と、
「じゃあ、代わりにやっちゃうね」
と言って、鉛筆を持ち、解いたところ、本人はびっくり仰天!
私が3問ほど解いてから、
「こうやればいいんだよ」
と声をかけて鉛筆を渡すと、あとは黙々と取り組んだのです。
この経験は、私にとても多くのことを感じさせました。
・通り一遍の対応が行き詰まった時は、逆の手も打たないといけない。
・大人も一緒に取り組む姿をきちんと見せることで、子どもは納得できる。
・目で見て覚えるタイプの子は、言葉での説明でわからなくても、実際に
見せれば、すぐに理解してできる。
などなど…
ある意味、私にとって、エポックメイキングな出来事でした。
もし、お子さんが頑なになって、取り組まないことに出くわしたら、
代わりにやってあげる、という方法で効果が上がるかもしれませんよ。
ぜひ、やってみてください。
今日も読んでくださり、ありがとうございました。
2015年
4月
10日
金
日記は、自分らしさを表現する重要な方法の1つですが、日記を嫌がる子どもは、けっこういるものです。
2015年
4月
11日
土
自分らしさを活かしたい。
2015年
4月
12日
日
ただでさえ忙しいお母さんにとって、兄弟ゲンカの仲裁は、ひどく
心のエネルギーを使うものでしょう。
そこで、今日、ご提案するヒントは、
「意味付け」や「指導」
をしない、ということです。
子どもの言い分は、多分に自分本位です。
それが、ひどく「ワガママ」なことに聞こえます。他人には…
ですから、お互いの言い分を聞いているうちに、
「そうじゃなくて、こうだよ」
と否定&指導をしたくなってくるのです。
でも、それを言われてしまった子どもは、自分の気持ちをくんで
もらえていませんので、同じようなトラブルを繰り返すことになります。
ですから、急がば回れで、言い分は全て語ってもらう必要があります。
その上で、こう聞いてみてください。
「じゃ、どうする?」
多くの子は、自分のよくなかったところは、なんとなくでも、わかって
いるものです。
でも、素直になれない…しかも、人に言われるのはイヤ…
それなら、次はこう言いましょう。
「どう手伝おうか?」
これは、「勝手にしなさい!」「もう知りません!」と突き放すのではなく、
自分のこととして、自分で考えた上で、手伝ってあげるよ、という言葉です。
こういう言葉を使うことで、子どもは自分の気持ちを自分なりに考えたり、
表現したりする練習ができます。
そして、何より、自分はトラブルも含めて、大人に守られている、という
感覚を与えることができます。
ぜひ、次のケンカでは、
「どうしたの?」の一言で仲裁を始め、一息ついたら、
「じゃ、どうする?」の一言で、幕引きに入りましょう。
それでも入れなかったら、
「どう手伝おうか?」と聞いて、サポートしてあげてください。
きっと、少しずつでも、子どもたちの視野が広がることにつながります。
最後まで、ありがとうございました。
2015年
4月
13日
月
2015年
4月
14日
火
飛行機に乗ると、社会科の力を伸ばすことができます!
それは、地形をよく理解できるからです。
私は生まれも育ちも東京ですが、母は四国は香川の出身だったので、
子どもの頃から、帰省のため、飛行機に乗ることが結構ありました。
例えば、羽田を出て高松に向かう場合、離陸後、旋回しながら上昇
します。
その時、まずは、東京湾〜川崎〜横浜の工業地帯がよく見えます。
教科書や参考書で読む「京浜工業地帯」を実際に見る、というのは、
とても記憶に残ることです。
そのうち、住宅街が広がっていることが見え、気づくと、もう山に
入っています。
高松に向かうなら、左側の窓側がオススメです。
今までの経験では、富士山の山頂上空をかすめて、西に向かいます。
富士山登山はまだ挑戦していない私ですが、その上空数千メートルは、
何度も経験しました!
山の上を飛ぶ時は、谷に広がる集落、盆地とはどのようなものか、
など、地理の勉強になります。
もし、大阪に用があるなら、あえて伊丹空港を使うのもオススメです。
大阪城を間近に見た後、まるで家の中に降りていく感覚で着陸していくのは、
おもしろいと同時に、公害問題を実感できることにもなります。
ということで、もし、社会科を伸ばしたいと思ったなら、飛行機に
乗ることをオススメします。
旅が早く、快適になり、旅情が失われたかもしれませんが、
上から見下ろすことで実感、体感できることが、理解を深めることも
多いと思います。
2015年
4月
15日
水
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4月
16日
木
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金
2015年
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18日
土
2015年
4月
19日
日
サイズ…スーツに限らず、絶対に大事なことです。
つい、ワンサイズ上、またはちょっとゆとりのあるサイズを選んでいませんか?
「もしかしたら、太るかもしれないし…」
「あんまり、ピチッと来たら、窮屈だし…」
そうなると、必然的に、だらしない感じになってしまいますし、何より、かえって服が早く傷んでしまうのだそうです。
これは、子育ての上でもヒントになります。
今、お子さんに与えている課題は、お子さんの状態にジャストサイズでしょうか?
もっと、力をつけるには、もっとさせないと!
と、必要以上に多く、あるいは難しいものを与えていませんか?
知り合いの塾の先生と課題の量やレベルについて話をうかがったことがあるのですが、私と同じ意見でした。
状況にあっていない課題を与えると、塾でも成績が下がってしまうのだそうです。
先を見越して、ワンサイズ上のスーツを着ると、かえって早く痛み、
先を見越して、ちょっと難しい問題を、たくさん与えると、かえって成績が下がる…
目標や目的を明確にすることと、心配なあまり、過剰にすることは別です。
ぜひ、「ジャストサイズ」であるかどうか、いつも関心を持ってみてください。
2015年
4月
20日
月
2015年
4月
21日
火
自分らしさを活かすヒント…
とあるタクシー会社の車庫に掲げられた理念をご紹介します。
「自分の仕事をしよう」
私は、この理念に激しく共感しています。
タクシー会社で、なぜ、この理念?と思いましたが、どんな会社であれ、
どんな組織であれ、個人であれ、
「自分の仕事をする」
ということは、とても大事なことだと想います。
私がクラスで子ども達と関わってきて感じること。
それは、自分のことができていない人に限って、他人を責めたり、
他人の世話を焼こうとするのです。
「○○くんのために、○○をやってあげていたから、遅れた〜」
というのは、人の為と書いて、「偽」なのです。
本当に誰かの為にしたのなら、いちいち、
「○○くんのために」
などと言わず、黙ってやることなのです。
もし、お子さんが何かをやっていなかった時に、誰かのため、
という言い訳をしたら、ぜひ、落ち着いて、
「自分のことをしよう」
と声をかけてください。
「自分のこと」をきちんとしている人の下には、放っておいても、
人が集まってくるものだと、伝えることをお勧めします。
2015年
4月
22日
水
2015年
4月
23日
木
あなたは、どんなことでやる気になれますか?
結局、人を動かすのは人だと思います。
お金も、物も、ご褒美も、もちろん大きいですが、やはり、人にはかないません。
かつて、私のクラスで、何かというと、すぐ怒り、けんかばかりしていた子がいました。
そんな子が、パタリと乱暴をやめたきっかけになったのは、目の前にいた
クラスメートのこんな一言だったのです。
「○○くんにも、いいとこあるよ」
その言葉を聞いた時の、彼の顔は今でもよく覚えています。
嬉しそうに笑うわけでもない、びっくりしたようでもない、少し微笑んだような、
穏やかな表情でした。
〜自分のことをわかってくれる人がいる〜
その効果は、お金や物やご褒美では、とうてい及ばないのです。
自分のことをわかってくれる人と関わっていられるということは、
究極の癒しではないかと思います。
だから、私は情報発信を続けていこうと思います。
そして、想いを共有できる人が集まれる場を作ろうと思っています。
2015年
4月
24日
金
2015年
4月
25日
土
2015年
4月
26日
日
勉強は、中途半端な終わり方をした方が、続きを始めやすいんです。
それは…
「途中になっている課題の記憶は、終わらせてしまった課題についての記憶より思い出されやすい」
から、だそうです。
このことを「ツァイガルニク効果」といいます。
ソビエト連邦(当時)の心理学者・ツァイガルニクが実験、実証した現象なので、その名がついた、というわけです。
全力を尽くして達成してしまうと、もう思い出さない
ということが、とても多いのです。
ですから、お子さんのお勉強をみているお母さんは、「キリのいいところまで」させていはいけない、ということです。
子ども自身が、「ここまでは終わらせたい!」と、やる気になっていたり、やりきれない自分はダメだ、というネガティブな気持ちになっていたりすることもあります。キリよく終えたくなってしまうのです。
しかし、そうなると、
「あ〜できた〜」
という気持ちで休憩に入ることになります。
するとどうでしょう。
お子様の気持ちの中では、「終わって」いるわけですから、次に始める時は、
再開ではなく、新規スタートということになってしまいます。
当然、「始める」という心のハードルが高くなります。
だから、お子様の様子を見ていて、休憩させなきゃ、とお感じになったら、もう、その瞬間に、
「○分休憩」
と決めてあげないといけないのです。
そして、その時、できていないから仕方なく休憩にするんだよ、というような
「罰・嫌味」
をかぶせないことが肝心です。気持ち良く休憩していただきたいと思います。
〜お知らせ〜
5月下旬〜6月上旬ごろ、セミナーを開催します。
詳しくは、本ブログでご紹介しますが、メルマガにご登録いただくと、いち早く、お申し込みできます。
ぜひ、この機会にご登録ください。
左のメニューバーのうち、「子どもが『自分らしさ』を発揮するためのメッセージ」をクリックして、
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2015年
4月
27日
月
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4月
28日
火
2015年
4月
29日
水
子どもには、「ダメ」と言ってはダメ、という育児書があるそうです。
それは一つの見識だと思いますが、私は、「ダメ」と言うことそのものには
別に問題はないと思っています。
でも、気をつけてほしいことは、嫌味を付け足していないか、ということです。
例えば、ちょっと買い物に出てくる間に、宿題を少しでもやっておく約束を
お子さんとしたとします。
30分後、帰宅すると、全くやっていない。
しかも、こっそりゲームをしていた始末…
こういうことは、日常的に起こりうることだと思います。
・お子さんが無理なくできるレベルと分量
・親子で約束を合意した
のならば、「ダメ」と言ってもいいと私は思います。
いけないのは、嫌味の付け足しです。
「あ〜やっぱりね」
「へえ、また?」
「もう○年生(小学生)なのにね〜」
などなど、嫌味を付け足すことで、子どもはすっかり、聞く気・やる気を
失ってしまうのです。
ぜひ、「ダメ」と言う時は、短い言葉で、「ダメ」と言うようにしてみてください。
子どもは子どもなりに、ダメなことはわかっていることが多いのです。
きっと、改善のヒントになります。
2015年
4月
30日
木