エレガントな子育てのために
ブレない自分軸を少しだけ固める
子どもに何かを伝えたいなら、子どもに信頼されていることが重要です。
そのために、誰に何と言われてもブレない自分軸を「少しだけ」固めることが必要だと思います。
信頼されることの大切さ…
それは、皆さんもお感じでしょう。
信頼されているといえばされている…
けど、どうも軽くあしらわれているような気がして…
というお母さんもいらっしゃるかもしれません。
私自身、自信をなくしてしまう瞬間もあり、かと思うと、ちょっとした一言で、グッと子どもを引きつけることができることもあります。
私の場合ですが、うまくいくかいかないかの違いは、根本的には、私自身の精神状態によるな、と思います。
授業の組み立てや予習、準備はもちろん重要です。
が、何より、私自身に迷いや不安があると、どうにもうまくいきません。
数十人の子どもと活動する、授業をするというのは、理屈では通らない「迫力」とでも言うしかないような、心の勢いが必要でもあります。
授業ならまだしも、ケンカの仲裁など、自分自身の人間性を全てさらけ出して、取り組まなくてはならないこともあります。
そんな時に自分自身の軸がブレていると、全く話がまとまりません。
とはいえ、大人の価値観があまりに固定的では、子どもにつけいるスキがなさすぎます。
ブレない軸は、少しだけでいいのです。
例えば、
・素直でいる
・いざという時は正直になる
・テスト前は教科書を一度は読む
など、何でも構いませんが、少しだけに絞ることが重要です。
あまり多いと、子どもが苦しいのはもちろん、お母さんご自身が苦しくなり、結局、ブレてくるので、信頼されません。口うるさいだけになってしまいます。
あなたにとって、大切にしたいことは何でしょうか?
「少しだけ」
ハッキリさせてみませんか?
大人がキッパリ決めたことには、思っている以上に、子どもはついてくると思いますよ。