情報の価値
そのものの本当の価値よりも、情報が価値を決めてしまうなら、子どもへの関わりにも、情報が重要
中でも、その情報の出し方が大切。
私は今日、伊勢丹の地下で、一粒900円のイチゴを見かけました。
他にも、一箱1万数千円のイチゴも…
このようなイチゴは、伊勢丹と個別契約した農家の何とかさんが、どういう工夫をして、どういう味なのか、いろいろ書いてありました。
こんなイチゴをいただいたら、スゴいなぁ〜
と、素直に思ったのですが、一方で、
それらの情報もなく、個別包装もなく、木箱にも入っていなかったら…
伊勢丹ではなく、駅前にたまにきている軽トラックで売っていたら…
と考えると、私は一粒900円の価値をわかるだろうか…
と、思ってしまいました。
イチゴに1万数千円を喜んで払いたくなるのは、情報があるからだと思うと、子どもへの関わりにも、情報は重要だな、と思います。
フムフム…
そうですね…
では、これからは、毎日の宿題も、塾の勉強も、これがどんな未来につながっているか、価値があるかを一々、もったいぶって子どもに言います!
さて、それで、うまくいくでしょうか…
おそらく、初めはうまくいっても、結局は長続きしないのではないかと思います。
情報は、その内容もそうですが、出し方も重要です。
一粒900円のイチゴの希少価値情報も、初めこそワクワクしますが、続けば、うるさいだけです。
希少価値は、希少だからこその価値です。
日頃は口数を抑えて、いざという時に、もったいぶって伝えることが、大切だと思います。