シンプルな子育て論
正直に勝る関係論なし
私には「相手を気遣って」、ホンネをあまり言えないところがあります。
「こんな言い方をしたら、気を悪くするかな…」
「これは、言わない方がいいだろう…」
ですが、
「相手を…」
と言いながら、実のところ、自分が悪く思われるのが不安だったんだな、と気づいてから、「逆」だな、と思うようになりました。
教室の子ども達は、いつでも失敗をし、苦労をします。
むしろ、教室だからこそ、そういう経験をする場を温かい目で見守る雰囲気を作らなくてはならないと思っています。
で、あるならば…
私自身が失敗すること、苦労すること、恥をかくことにオープンでなくてはなりません。
そういう「正直な」・「ありのままの」空間に、小さい時に身を置いておけることは、人間に対する基本的な信頼感を育てることになると、私は考えています。
ダメな自分を隠そうとするから、かえって目立つ…
ホンネを言わずに、きれいごとしか言わないから、かえって軽く扱われる…
それが一つの真実だとするなら、やはり、正直な人は、結局、信頼されるのではないかと私は思い、日々、トライしています。
あなたにとって、「正直」であることは、どんな価値がありますか?