「安心してください」
毎年恒例の冬の行事となった「今年の漢字」…
「安」
に決まったと、朝日新聞デジタルに記事が掲載されていました。(こちら)
安倍政権の下で、安全保障をめぐって国論を二分したことなどから選ばれた、とのことでしたが、わたしにとって、
「安心して」
は口癖のようなものだったので、ちょっと嬉しい気がしました。
しかし、最近は、
「安心して」
と言うと、「穿いていますよ」と続けて笑われることが増え、ちょっと複雑な心境です。
それはさておき、やはり、私は、子どもに対して、不安を煽るのではなく、安心させてあげられるような言葉かけ、関わりをしたいな、と思います。
日頃の授業ではできているのに、テストだとできなかったり、練習ではよく動いているのに、試合になると妙に動きが悪かったりする姿を見ることがあります。
いざという時、多少、緊張するのは当たり前ですが、
「うまくいかなかったら…」
と不安が高まると、本来の力が発揮できないのです。
間違えをごまかす必要はありませんが、間違えを指摘して、傷に塩を塗るより、どうすれば、子どもが安心できるか、本来の力を発揮できるか、という考え方で、言葉を選びたいものです。
子ども達を安心させるためには、何より、大人が安心していないといけません。
どうすれば自分が安心か、いつも考えていたいと思っています。