外遊びに勝る勉強法はない!?
あれこれ、理屈をいうより、何より、外遊びが一番。
12月12日付朝日新聞デジタルに、
という記事が掲載されていました。
このところ、子どもの体力や運動の力が落ちているという統計をよく目にしていたので、ちょっと驚きの記事でした。
このように女子の体力が向上したのは、体育の授業や部活動、あるいは習い事の充実などが寄与したのか、別の理由があるのかわかりませんが、私としては、単純な外遊びに勝るものはないと思います。
子どもは、いけないと言われても、自然と走ってしまうものです。
疲れても、疲れても、少しすると、また走ってしまう。
そういうものでしょう。
学校は、もちろん私も、ケガを防ぐために、
「走ってはいけません」
と言います。
でも、走ってしまうのです。
真剣に叱ります。
それでも走るのです。
それが摂理とでも言うのでしょうか。
もし、走らないなら、そこには何か配慮すべきことが潜んでいるように思います。
例えば、足が遅いと思われたくない、運動ができない自分と直面したくない、友達とうまくいっていない…
など、何か目を向けなくてはならないことがあるのです。
ちなみに、この記事によると、小5男子は過去最低だったそうです。
運動に距離のある女子への働きかけ効果があった、とスポーツ庁の担当者は語ったとのことでしたが、子どもが自然と走りたくなるような物理的、心理的環境を整えてあげることが、体力、運動力の向上に最も効果的なのではないかと私は思います。
そうして体力、運動力が伸びれば、精神力、学習の成果も伸びてくるのだろうと思います。