エレガントな子育てのために
お母さんが「わかりません」と言う。
だから、お子さんも素直に、正直になれるのではないでしょうか?
わからないことは、わかりませんと言いましょう。
と、よく言います。
あなたも、お子さんによく話をされているのではないかと思います。
でも、これが、なかなか言うことができないものです。
頭ではわかっていても、
・できない子と思われたくない。
・できない自分と向き合いたくない。
と、自信のなさをさらに助長することになってしまいます。
まさに悪循環です。
ですから、堂々と、お母さんが見本になって、
「私には、わからない!」
と宣言していただきたいと私は思います。
何かができる、わかることに価値や評価を置く価値観は、逆に言うと、わからなかったり、できなかったりしたことが、恥となる考え方になります。
たとえ、できなくても、わからなくても、真摯に、正直に取り組む姿勢に光を当てる生き方は、素敵だな、と思います。
とはいえ、言うは易く、行うは難しです。
そう簡単ではありません。
でも、きっと、鎧を脱がなくてはならない、何か出来事が起こるのだと思います。
誤魔化しきれない何かの出来事です。
すると、
「あ~スッキリした~」
と言えるのです。
それまで、時期を待たなくてはならないのかもしれません。
それからでも、遅くはないので、大丈夫です。