現役小学校教師が提案する 勉強しない子どもへの処方箋

お子さんに勉強させたいお母さんへのヒント

勉強してくれて、ありがとう、と一回だけ言う


お子さんに勉強させたい!

でも、全然、しない!

そんなお母さんもいらっしゃるでしょう。

そんなお母さんなら、あれもさせたい、これもしておかないと、と課題をたくさん用意されているのではありませんか?

そして、ママ友の話を聞いて、さらに不安になって、追加の勉強〜となることも多いようです。

これでは、子どもの気持ちは長続きしません。

もし、素直に勉強しているなら、思春期、あるいは青年期に、たまった歪みが爆発する怖れがあります。

今、勉強してくれないなんて、なんて、ありがたいことでしょう!

だとすると、お母さんの計画の20パーセントでも、お子さんがやっているなんて、心から感謝しなくてはいけないのではないでしょうか。

お母さんは、

「あなたのためよ」

「あなたが将来、困らないためよ」

と、アリとキリギリスの話やご自身の困った経験を何度となく、言って聞かせて、「自分のために」と子どもが思いつつ、勉強させようとされていても、

お子さんのホンネは、

「お母さんのために勉強してあげているんだよ」

というところから、先に進まないのです。

まず、この状況を受け入れるために、一回だけ、いいですか、一回だけ、突然、

「お母さんのために勉強してくれて、ありがとう」

とだけ言ってみてください。

あとは、何の言葉も重ねず、いつも通りに過ごすだけです。

これは、一回勝負です。
当分、次のチャンスはありませんし、何でそんなことを言ったかという解説もいりません。

聡明なあなたのお子さんです。

その言葉だけで、心に何かが生まれます。
急に勉強を始める保証はできませんが、勉強しなくちゃいけないかな、という心を耕すことはできると思います。



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