スマートな子育て論
ご存知メールだけで、物事を判断しない。
ご存知メール…
ご存知ですか?
今はメールよりも、LINEの時代ですから、ご存知LINEという方がいいのかもしれません。
「今日は、こんなことがあったらしいわよ、ご存知?」
というお母さん方同士のメールのやり取りが、ご存知メール(今や、ご存知LINE)なのだそうです。
私は、この話を、とある私立小学校の先生から伺い、うまいこと言うなぁ、と感心してしまいました。
学校によっては、保護者同士のそういうメールのやり取りは禁止というところもあるそうですが、まぁ、そうは言っても、毎日、相当のメールが放課後のある時間から、飛び交っているのではないかと、私は思います。
私の個人としての考えは、そういうことを禁止するのではなく、情報の一つとして、ほどほどに活用すればいいのではないかと思っています。
私がご存知メールの問題だと思うのは、
・その内容が全てだとして、担任との連携なく保護者同士の解決に走ること
・ご存知メールのやり取りが嫌いなお母さんを排除すること
という二点です。
ご存知メールは、学校や教室、お子さんの実態を知る一つのキッカケであって、全てではありません。
担任を含む、いろいろな情報を得てから動いても遅くはありません。
むしろ、ご存知メールの内容が断片的、あるいは特定の立場からの見方に偏っていた場合(これが一番多い…)、お子さんの立場を悪くすることにもなります。
また、ご存知メールを回すのも勝手なら、ご存知メールを受けないのも勝手です。
いろいろな考え方のお母さんを尊重することは、結局は、寛容的なクラス作りにつながるものです。
ご存知メール(LINE)は、上手に活用されることをお勧めします。