スタイリッシュな子育てのために…
「痛いところには触れない」
子どもの心は繊細です。
大人の目には、けんかばかりで、あるいは泥だらけですごしていて、
いったい、どこが繊細!?
と映るかもしれませんが、なかなかどうして、子どもの心は繊細だと思います。
そう考えると、いつも繰り返す失敗を目の当たりにした時、
「あ~今日は、触れないでおくか…」
という選択肢も、充分に価値のあるものだと、思うのです。
それは、甘やかすこととは違います。
むしろ、信じて待つことです。
ケンカでもして、相手が傷ついた、怪我をしたというなら、
そのケアを大人が必要に応じて、する必要もあるでしょう。
しかし、そんなトラブルの真っ最中に、あれこれと指摘しても、
それは、
「わかってくれない!」
という気持ちの上塗りになるだけかもしれません。
不思議なことに、こちらがそういう気持ちで関わっていると、
日頃、意固地になって、誤るなんて、とんでもない!という子が、
急に自分から誤るようになった、という経験をしたことがあります。
大人の方が、子どもを望ましい方向に誘導しようとして、というのは、
いずれバレてしまいますが、
「うーん。今日は触れないでみよう」
という日が、たまにあることは、子どもの心にゆとりを作るのではないかと思います。
「たまに」で、いいんです。
あなたは、どう思いますか?