スマートな子育て論
一番、言ってはいけない悪口…
それは、自分への悪口。
人の悪口を言ってはいけません。
本当にその通りです。
しかし、心の中に湧き出した感情は、適切に出すことが必要です。
そうなると、どうしても「悪口」も口にすることになるでしょう。
それでも、言ってはいけない悪口があると私は思います。
それは、
「自分への悪口」
です。
何かにつけて、ついつい、
「あ〜、なんて、オレ(ワタシ)って、ダメなんだ」
「は〜、またやっちゃった」
などと、無意識のうちに、「自分への悪口」を言うのがクセになっているのです。
謙虚さが美徳の日本人にとって、自分に向かって「悪口」を言うのは、当たり前のことです。
むしろ、ホンネで思っていなくても、とりあえず、自分を悪く言っておくのがマナーというところさえあります。
ですから、大人も、子どもも「自分への悪口」が当たり前です。
お子さんには、人の悪いところを探すのではなく、人のいいところに目を向けられる人に育ってほしいものですね。
だとすると、まず、大人の側が、使う言葉に気をつけなくてはなりません。
まず、「自分への悪口」を控えなくてはならないな、と私は思います。