エレガントな子育てのために
声を低くする。
声が相手に与える影響は、思っているよりも大きいようです。
努めて声を低くすることで、子どもの心は落ち着いてきます。
もちろん、自分自身の心も落ち着いてきます。
一方、甲高い声は、落ち着いて物事を考えることにはつながりません。
かつての通販番組の名物社長を思い浮かべてみればわかることですが、甲高いは購買意欲は煽るでしょうが、子どもの心は落ち着きませんね。
子どもを感情的に怒鳴ってはいけないと言いますが、情の濃い子どもだからこそ、
怒鳴ってしまうものだと思います。イライラしてしまうものだと思います。
怒鳴るまい…
イライラすまい…
と一生懸命になると、怒鳴ってしまった自分、イライラしているご自分にまたがっかりすることになります。
ですから、たまには怒鳴ってもいいし、毎日のようにイライラしていいのではないでしょうか。
ただし、声を低くしてみませんか?
それだけで、ずいぶん、結果は変わってくるように思います。
私自身、今でも、教室で怒鳴ったり、怒ったりすることもあります。
それでも、声を低くすることは意識して努力したので、ずいぶん、できるようになりました。
おかげで、ただ怒鳴って終わりにせず、落ち着いて話をまとめられるようになったと思います。
「声を低くする」
頭の片隅にでも置いてくだされば、光栄です。