ノーベル物理学賞受賞の梶田さんの言葉の重み
「この研究は、何かすぐに役立つようなものではない」
「研究者個人の好奇心に従ってやっている」
梶田さんの功績の素晴らしさについて、私が学問の問題として述べることはできません。
ですが、昨日の記者会見で聞いた言葉から、これはすごい!と感じたのが、上の2つでした。
・何かすぐに役立つようなものでないようなことを
・個人的な好奇心でやっているのに
いろいろな人が集まり、協力しあって、大きな発見をしたんだな、ということは、
すごいことだと思います。
好きという熱意に潜んでいるエネルギーは、とてつもないんだな、と思います。
学校の休み時間を見てみると、誰かが本当に楽しんで遊んでいると、
勝手に人が集まってくるのがわかります。
そこに理屈はありません。
楽しそうな様子は、放っておいても、人を集めてしまうのです。
お子さんが、お子さんらしく、イキイキと生きている姿を見たいなら、
何よりも、やめろと言われてもやっているような、
寝ろと言われても、寝ずにやってしまうような、
個人的な好奇心をいかに刺激するかが重要なのだと思います。
あなたのお子さんは、どんなことに「個人的な好奇心」を向けていますか?