役目があると、存在価値を感じられる。
皆さんも覚えていると思います。
子どもの頃、係や委員のような役目をやりましたよね。
有名なところでは、学級委員。
あるいは、児童会の役員など…
身近なところでは、生き物がかりや給食当番。
あるいは、日直だって、立派な役目です。
大人の感覚では、役目はやることが増える上に、プレッシャーがかかるので、面倒くさいなということになるかもしれません。
でも、子どもにとっては、そうではありません。
クラスの中で、自分のやることがある、というのは、自分の存在価値が感じられることなのです。
ご家庭でも、このヒントは有効でしょう。
大人の感覚で、これは大変だろう、面倒だろう、と決めてしまわずに、役目を作ってあげることは、大切なのです。
自分のやることが、大切な家族の役に立っているという感覚は、自分自身を肯定的にとらえられることにつながります。
確かに、家のことは、お母さんがやってしまった方が、早くて楽チンかもしれません。
でも、多少、ヘタでも、時間がかかっても、お子さんの将来に大きな効果のある役目作り…
ぜひ、やってみませんか?