私が夏休みにもらった最高のプレゼントとは…

え?

あなた、あんなに青木先生のこと嫌いだったのに、こんなに話してたの!?

とある卒業生のお母さんが、言った言葉だそうです。
実は、これが私にとって、夏休みにもらった最高のプレゼントになりました。

なぜか、この夏休みは、卒業生や卒業生のお母さんとよくお会いしました。
中央線の車内で連日、日によっては、行きと帰り両方で、ということも…

そんなある日、卒業生と会い、ずいぶん長く話して別れたことがありました。

その後、またしても会った彼女から、自分のお母さんが、

「え?あなた、あんなに先生のこと嫌いだったのに、こんなに話してたの?」

とおっしゃっていたという話を聞きました。

悲しい話…
ではありますが、それを私に話している彼女の様子は、ちょっと楽しそうで、
思わず、笑ってしまいました。

教師という仕事は、ごまかしのきかない仕事です。
(もちろん、どんな仕事でもそうですが)

自分自身の状態が、如実に子どもに伝わります。
明確に言葉にはできないとしても、教師のホンネや人柄は、
どんな小さな子にでも、いや、小さいからこそ、伝わっています。

当時の私は、彼女の気持ちに応えることができなかったのです。
優等生で、「彼女なら安心」と私は思っていました。
が、彼女の受け止めてほしい気持ちに目を向けられなかったわけです。

ひとしきり話した後、私は、

「ごめんね」

と言いました。

大人が、子どもの受け止めてほしい気持ちや出来事をありのままに受け止められないことは、
おそらく、たくさんあると思います。

ましてや、お母さんがお子さんに対して持つ気持ちは、単純なものではありません。
わかっていても、認められないということがあるのも当然です。

お互いに気持ちのズレに気づいていながらも、素直になれずに、時間が経つ、
そして諦めて…でも、諦めきれなくて…

ということもあるような気がします。

「孝行のしたい時分に親はなし」

といいますが、もしかしたら、素直なホンネの交換が、一番の孝行なのかもしれないな、と思います。

とはいえ、このテーマは、とても重いものです。
軽い気持ちで、親にホンネを言いましょう〜と言える状況ではない方もいらっしゃいます。

私は、偶然にも、卒業生とフランクに話し合う機会を与えられました。
彼女は、私の「ごめんね」をどう受け止めたでしょうか…
少なくとも、私は会話の後、気持ちがかみ合ったような気がして、
なんとも言えない温かい気持ちでした。

まあ、これで今生の別れではありません。
次は、いつ会えるでしょう?
また、その時、フランクに気持ちを聞いてみたいと思います。

今から楽しみです。
この会話は、私にとって、夏休み最大のプレゼントだったな、と感じています。

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