私が祖母から言われて、一番、ありがたかった言葉、それは…
「お前は運がいい」
これには、おそらく何の根拠もないのです。
けど、小さい頃から、そう言われていると、そんなもんだと思ってしまうものです。
日本人の美徳…
謙遜・マジメを常に頭に置いておくと、
「お前は、何々が足りない。だから、あれやこれやを一生懸命やらなきゃいけない」
と、いつも言われることになります。
すると、いつも自分は足りないということが前提です。
自分は運がいいんだ、と思い込んでいることと、
自分はいつも足りないんだ、と思い込んでいることの差は、おそらく、とてつもなく大きかったと思います。
まぁ、私の場合、
「お前は、何々が足りない…」
ということも言われていたので、足りない前提も、大いにあるのが現実です。
それでも、意味もなく、運がいいよ、と言われていたことは、私の大きな財産になっていると思います。
ふと、この記事を思い出したら、
「あなたは運がいいよ」
とお子さんに声をかけてみてください。