「先生!今日、初めて笑ったね」
数年前、ある子どもに言われた言葉です。
私は数十人の子どもを教室で預かっています。
その集団を安全に見守ることは、時として、きれいごとではすみません。
そんな時、私の顔色は、自然と硬いものになっています。
それになかなか気づけないのです。
私と一緒に過ごしている子ども達も、硬い表情になっていたと思います。
でも、私が笑ったことで、その子にとって、ホッとできたのでしょう。
それが、冒頭の言葉になったんだと、私は感じました。
私でさえ、そうなのですから、お母さんの表情が子どもに与える影響は、
計り知れないと思います。
お母さんは大変です。
そう、いつもいつも、笑っていられる余裕なんてないのが普通です。
でも、意識して、少しでも笑うようにすることは、健康を維持するのにも、
とても有効だという話もあるそうです。
ぜひ、ご一緒に笑っていきましょう。