読書好きの子を育てるヒント
私が教室で、よくお母さん方に聞かれることに、
「どうすれば、子どもを読書好きにさせられますか?」
というものがあります。
私の考えでは、まず、身近な大人の誰かが、読書好きであるかどうかが、
とても重要です。
一人でもいいのです。
心から本を楽しんでいる大人が身近にいる子は、それを見ています。
心から本が好きな人は、読書の魅力を語ることはあっても、
ごもっともなお説教をしません。
本を読めば、勉強ができるのよ、とか、友達と話が合うわよ、
というようなお説教をいくら重ねても、子どもにはホンネが見えています。
お母さんご自身でなくてもいいのです。
お父さんでも、おじいちゃんでも、おばあちゃんでもいいのです。
きっと、誰か一人ぐらいはいるのではないでしょうか。
次に、具体的には、図書館に足しげく通うことが大切です。
ただ、足を運びましょう。
最近は、カフェがある図書館もありますから、ランチとしてでもいいのです。
自宅では、どうしても刺激の強いゲームやテレビに気持ちが流れるものです。
「場」を変えることは、とても効果があります。
軽い気持ちで、図書館を利用されることをお勧めします。