このブログで、繰り返し書いてきましたが、何より、お母さんは一番、
大変です。
「子育てなんて、オトコの仕事に比べれば楽チン!」
などと言う人は私の周りにいませんが、ある年代より上の男性の中には、
そう言って憚らない方もいるようです。
お母さん方の話を聞いていて、一番多いと感じるのは、
「子どもが思い通りに育たない、動かない」
という不満です。
つまり、子どもの言動は、すべてにおいて、いちいち、お母さんの予定を
崩すものだということなのではないかと思います。
学校から帰ったら、おやつ食べて、15分で宿題済ませて、それからプールに送って、
プールの間に買い物を済ませて、家に帰ったら、夕食を作っている間に、
ビデオでも見せておいて、そのあとは、家で用意した問題集をやらせて、
30分ですべて終えて、風呂に入って、8時には布団に入る!
そう、うまくいくわけはないのです。
でも、そうやってほしい…
おやつを食べさせようと思っていたのに、なぜか今日に限って、
「そんなのイヤ!」という。もう、この時点でイライラが始まります。
そうなると、宿題が15分なんかでは終わりません。
さらにイライラが募ったところで、プールに行かないといけない時間です。
買い物をしようと思っていたのに、プールで話しかけられ、あっという間に
1時間。
もう、あとは書くまでもないでしょう。
もしかしたら、もう少し予定を緩やかにした方がいいのかもしれません。
子どもは、大人の都合で何かを動かそうとしていることには、とても
敏感です。
大人の都合で子どもを動かすことは当然のことなのですが、少し、
条件を緩めるだけで、子どもは、それに合わせることができるようになります。
少し、見直してみてはいかがでしょうか?