「ほら、やっぱり落とした〜」
さらに、
「もう、これ食べられないんだよ」
先日、子ども達を連れて、水族館に行った時、耳にした会話です。
怒るのは当然です。
そこから、嫌味の部分だけを取り除いてみませんか?
休憩所で待っていた私の横は、遅いランチでしょう。親子連れがたくさん通っていました。
当然、転んだり、モノを落としたり、食べ物をひっくり返したりすることもあります。
そんな時、そういう失敗をとがめずにはいられないのは当然だと思います。
他人のことなら、
「そんなにカリカリしなくても〜」
と、鷹揚になれるのです。
でも、我が子ではなれない…
そんな声をよく聞きます。
親子関係、中でも母子関係は特別なものです。
そうそう理屈通りにはいきません。
イライラも激しくなりがちです。
それは当然のことと、受け止めた上で、
「ほら、やっぱり」
とか、
「あ〜もう食べられない」
という、腹立ちの気持ちを強めるだけの嫌味だけを取り除いてみませんか?
こういう嫌味の積み重ねは、子どもの自尊心を傷つけます。怒るのは当然だけど、嫌味だけは捨てる…それができたらいいな、と感じます。