ジャストサイズに優るものはない。
服選びでは、私はジャストサイズであるかどうかをとても気にします。
これは、子育てでも大切な観点だと私は思います。
長く着れるように、太ってもいいように、窮屈なのは嫌だから、とワンサイズ上を選ぶ人が多いのです。
でも、そうすると、実は服に無駄な力が加わって、結局、服が早く痛んでしまうことにもなってしまいます。
あるいは、だらしない人、という印象につながるかもしれません。
(もちろん、これは、大人の服の話です。サイズ変動の大きい子ども服まで、いつもジャストサイズというのは現実的ではないと思います)
さて、子育てのジャストサイズ・ジャストフィットとは、どんなことでしょうか。
それは、お子さんの「今」に合っているかどうか、ということです。
内容・レベル・分量・好み・適性…
ジャストサイズでしょうか?
ピアノがしたい、と思っている子に、和太鼓をさせていませんか?
バイエルがちょうどいい時なのに、なんでブルグミュラーをやらないの!と怒っていませんか?
ジャストサイズかどうか、把握する一つのヒントは、お子さんがミスや失敗を続けていませんか?ということです。
なぜだか水泳教室の日は、学校で忘れ物をする…
なぜたか塾の日は、友達とケンカして帰ってくる…
そういう、「なぜたか」の連続は、ヒントになっていることがあります。
何度か注意しても、止まらないなら、ジャストサイズかどうかを考え直してみるチャンスです。
さて、話は洋服に戻ります。
私はもちろん、フルオーダーで洋服を買っている訳ではありません。既製品そのままで合うものを探すか、もしくは、適度な補正をします。
あれこれ試してみるのは手間がかかります。もちろん失敗もします。
でも、自分の体型に合うお店を見つけたり、シリーズを見つけたりできた時は、とても嬉しくなります。
お子さんにとって、何がジャストサイズなのかは、一発でわからなくて当たり前なのではないでしょうか。
あぁ、この子には、これが合ってたんだ!
それを見つけられた時は、きっと最高に楽しい気持ちになれると思います。