何のために、この活動をしているのか…
その答えが、ブロガー・かさこさんの先日の記事に、まさに私の思いが書かれていました。
一読の価値ある、素晴らしい記事だと思います。
さて、私の話に戻ります。
「お母さんは、お母さんというだけでスゴい」
そして、
「お母さんは、ものすごく大変」
私の活動のベースは、そこにあります。
もっとも、私も初めから、そう思っていた訳ではありません。
私は小学校の教員ですから、子どもをいかに伸ばすか、イキイキした毎日を送ってもらうか、
しかも短期的な点だけでなく、長い目で見て、ということを第一に考えてきました。
そういう教育観は、初任の頃から、今でも変わりません。
ただ、いろいろな経験をするうち、子どもが小さければ小さいほど、そして多分、大きくても、お母さんが安定していると、子どもは安心して、自分を発揮できる!と思うようになりました。
それから、私は自分のクラスのお母さん方と関わる時は、一方的に要求するのではなく、まず話を聞こう、と思うようになりました。
お母さんは、ものすごく大変で、もう、お母さんというだけでスゴい!という私のベースができたのです。
もちろん、学校で起きていることは、きちんとお伝えします。
でも、何が悪いからですよ、とか、間違っても、あなたの育て方が悪かったからですよ、というような責任追及はしません。
(暗に責任を追及されている気がします、という声があったら、すみません。それは私の心の幅の狭さと表現力の不足です…)
私は、とても小さい学校に勤めていて、広報も担当していましたから、この思いは、学校のイベントとしての「親子コミュニケーションセミナー」として、具現化されていきました。
しかし!
私は結婚していますが、まだ子どもはいません。
そんな私が、いくら現役で教育現場にいるとはいえ、あれこれ親子問題について、言えるのだろうか…
この葛藤は、著書の出版以来、情報発信をしないことにつながりました。
有り体にいえば、批判されたくなかった、ということです。
ですが、私はこれまでの教員経験で、お母さん方に安心していただくためには、話をすべて聞く、というだけでなく、何かしら具体的な話、例えば、勉強法なり、言葉かけのヒントなり、心の持ち方なり…が必要だ、とも感じていました。
この停滞状態は、今年4月、かさこ塾に行ったことで、崩れました。
きれいに言えば、「セルフブランディング」の方法として、
私の実態では、「批判をされても、やりたいと思うことをやる」方法として、
個人の肩書きを決め、ブログをスタートしました。
結局、4月5日以来、1日も欠かすことなく、続いています。
私の活動の経緯や原点を、いつかは明らかにしたい、と思っていたのですが、そんな時、ちょうど、かさこさんの記事を読み、今日、書こうと思った次第です。
※かさこ塾に関心のある方は、こちらをご覧ください。
起業するとかしないとか、そういうことではなく、自分の人生を、自分らしく生きている、という実感を持ちたい方に、絶対お勧めです。