やるなというから、余計にやる。
やれ!というと、やらない。
もう何となく、おわかりだと思います。
子どもに限らず、人間は、やるなと言われるとやりたくなり、やれと言われるとやりたくなくなるようです。
だから、お母さんがこと細かに、
あれはいけない、こうしなさい
こうなったら、ああしなさい
などと言えば言うほど、起きて欲しくないトラブルやら失敗やらをして帰宅することになってしまうのです。
「押すなよ、押すなよ」
を思い出していただければ、わかることだと思います。
わかっている。でも、できない…
わかっていても、こと細かに、言ってしまう…
ですよね。
確かにそうだと思います。
ただ、今まで、うまくいかなかったなら、一回は試してみる価値はあるのではないでしょうか。
もちろん、嫌味で言うのではありません。
真剣に言うのがオススメです。
私は教室で、この方法を使うことがあります。
何回か声をかけても、同じことを繰り返す場合、意外な効果があるものです。
もちろん、同じことを繰り返していては効果がなくなります。逆を言えばいいというものではありません。
時には試してみてください。