隣の芝生は青いけれど、所詮は隣の芝生
人と比較せず、自分の中の理想を目指す。
とても大事なことです。
しかし、人と比較しない、ということは、現実的にはムリなことです。
いい意味で、他人の存在が、頑張る張り合いになることもたくさんあるのです。
ならば、何がよくないか。
それは、妬むことなのではないでしょうか。
隣の芝生を見て、腹が立ったなら、それは、もう妬みの世界に入っています。腹が立ったかどうか、それが妬みかどうかの判断材料になるでしょう。
隣の芝生を参考にして、我が家の芝生を育てたり、自分の知らない芝生の種類を知ったりすることは、むしろ、いいことなのです。
しかし、いくら隣の芝生を見て、腹を立てていても、所詮は隣の芝生です。自分の芝生は、ちっとも豊かになりません。
腹が立ってきたら、ちょっとそのことを思い出してみてください。
それだけでも、きっと冷静になれるのではないかと思います。