一番、いたわられなくてはならないのは、お母さんだと私は思います。
子どもは学校で嫌な思いをしつつ頑張っています。
だからこそ、家で、温かくいたわってあげたいものです。
しかし、子どもは、そうそう、いいことばかりはやってくれません。
は?なんで?
と頭を傾げてしまうようなトラブルをたくさん起こすのです。
そんな時でも、子どもをいたわり、妻として夫を支え、場合によっては、年老いた親を介護し、仕事を持っていて休めない、という方も多いお母さん…いったい、誰がいたわってくれるというのでしょうか?
どんなことにも一生懸命で、頑張り屋さんのお母さん…
もしかしたら、ちょっと肩の力を抜いてもいいのかもしれません。
子どもなんです。
ハデなケンカもするでしょう。
しかも、それが続いてしまうこともあり得るのです。
そんな時、あなたのことを誰が責められるでしょうか?
一生懸命やってきたあなたを誰も責められはしません。むしろ、
「よく頑張ってきましたね」
といたわらなくてはならないと私は思います。
私は、そんな思いで、現役小学校教師という立場でありながら、お母さん向けの活動を始めました。
お母さんのことを誰かがいたわってくれるから、お母さんは我が子をいたわれるのです。
堂々と、
「私をいたわりなさい」
と命令してください。きっと、少しでも肩の力を抜けることでしょう。