子どもの言葉を真に受けてはいけない!?
ええ、わかっていますとも!
ウチの子、何を言い出すか、まったく、わからないんですから!
いえいえ、私が言いたいのは、そういうことではありません。
お子さんは、しっかり本当のことを言っているんだと思います。
まあ、そうかもしれませんが、結構、ウソやら都合のいい話やらが多くて…
確かにそうかもしれません。
だからこそ、お子さんの言葉をしっかり聞かないといけませんね。
言葉に妙に力がこもっていませんか?
何もこちらは言わないのに、二度、三度と繰り返したりしませんか?
そんな時は、「ウソ!」と責めるのではなく、何かの特別な意識がこもっているという可能性を考えておきたいと思います。
特に人を責めるような物言いを繰り返す時は、何か受け止めてほしいことがあることが多いのです。
この子が、本当に伝えたいことは何か?
わかってほしいことがあるのかな?
という思いを「少しだけ」でいいので、持っておきたいと思います。
子どもの言葉は、ほとんどの場合、言葉通りにに受け止めていいのです。
けれど、素直に言うことは、いろいろな意味で憚られるものです。
「あれ?」
と妙な感じがした時は、言葉にこめられた密かな思いに意識を向けてみてください。