ストレスフリーの誘導術

お子さんに何かをさせたいと思った時に、かけて欲しい言葉。


それは、


「できなくていいよ」


という言葉です。


あなたが、お子さんに「勉強させたい」と思っていらっしゃるなら、

「まあ、そんなにたくさんやらなくていいよ」とか、

「もちろん、間違えてもいいんだよ」と声をかけます。


あるいは、あなたが、お子さんに「友達と仲良くやってほしい」と思っていらっしゃるなら、

「何も、みんなと仲良くしなくたっていいよ」とか、

「友達に対して、嫌なことを言ったり、やっちゃったりすることもあるよ」と声をかけます。


そう言いますと、マジメなお母さんほど、


「先生!それじゃ、ウチの子は、本当にそうしてしまいます!

もっと厳しく言ってください!」


とおっしゃいます。


まあ、落ち着いて考えてみてください。

きっと、これまでも厳しく言ってこられたのではありませんか?


言っても、言っても、罰を与えても、目の前にニンジンをぶら下げても、

どうにもならないから、困っていらっしゃるのではありませんか?


もしそうなら、逆をやるのがいいと私は思います。

押してダメなら引いてみな、ですね。


私は教室で子ども逹に課題を出した後は、こんなことを言います。


「まあ、けっこう難しいからね。間違えていいよ」

「うーん、ちょっと多かったかな。時間内にできなくていいよ」


あるいは、ケンカして興奮している子がいれば、こう言います。


「怒って当然だね」

「怒っていいんだよ」


そういう声かけをすると、子どもは自分の意思で、勉強なり、友達との仲直りなりを

することができます。


大人に言われてやるのは、やはり嫌なのです。

子どもが自分なりにやれるように、心のスペースを作ってあげるための言葉なのです。


私も初めから、こういう言葉かけをしていたわけではありません。

このブログの読者の方ならおわかりの通り、私も初めは、あれをしなさい、これはやめなさい、

と指示ばかりしていたのです。


でも、うまくいかない…


それなら、いっそのこと、逆だ!


ということで、落ち着いて、子どもの様子を見ることにしたのです。

そうすると、うまくいくことが増えてきました。

(毎回ではありません。相手が人間なんですから、当然ですよね)


やりなさい!と言うと、やらない…


なら、


やっちゃダメ!と言うと、意外と、やるのかもしれません。


「押してダメなら、引いてみな」


ヒントに満ちた考え方だな、と思います。




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