今日の結論。
私はモンスターペアレントなんてこの世にいないと思います。
子どものことを心配し過ぎるという人はいるだろうが、親がモンスター(化け物)などということはあるのでしょうか?
ちなみにモンスターペアレンツというのは英語の単語ではありません。
英語には、ヘリコプターペアレントという言葉はあって、子どものことが気になって、ヘリコプターのように子どもの周りや学校に居ついて、すぐ口出しをする親のことを言うそうです。
それならわかります。
そんなに心配ないと他人は思えても、我が子だけに、いろいろ気になって仕方がないというのは、理解できます。
とはいえ、過度な要求、神経質な言動は、周囲にとって迷惑なことも事実です。
しかし、だからと言って、モンスターというのは言い過ぎです。山あり谷ありの子育て・教育の場で、揉め事はたくさんあるものです。学校と保護者で意見が食い違うことも当然です。
確かに、過度な要求、神経質な言動は、周囲に迷惑です。
だからと言って、不安に思っている保護者をモンスター・化け物扱いするのは、必要な葛藤から逃げ出すことだと私は思います。
教室はキレイ事では済みません。保護者の方からお叱りを受けることもあることです。
それを乗り越えてこそ、関係が深まり、結局、子どもが教室で安心できるようになるのです。
だからこそ、
「あ〜あの人、モンスターペアレントだね〜」
と一言で片付けてしまうのは、必要な葛藤を切り捨てることにつながります。
だから、自信を持って、堂々と学校に出かけてください。少なくとも私は待っています。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。