口グセが人生を決めると言います。
私も同感です。
子どもの力を伸ばす、という点でもでも、口グセは大事です。
教室で子どもたちの言葉を聞いていると、私のよく言う言葉を彼らが使っているのを耳にすることがあります。
ケンカの時、私が叱った言葉で、友達に文句を言っていることもあります。それを聞くたびに、身近な大人がどんな言葉を使うべきか、言葉の影響を痛感します。
ということは、温かい、丁寧な言葉のシャワーを浴びている子は、同じような言葉を他人に使うことが増えてくるということです。
先日、私のクラスのある男の子が、
「そうそう。それはそうなんだよ。」
と、私のよく言う言葉を友達に言っているのを耳にしました。
私の怒っている口グセではなくて、よかったなぁ、と思いました。
もちろん、厳しく叱ることも当然、必要です。
そういう時は、短く、ハッキリと叱る(嫌味を足さない)。
そして、日常の言葉を少しずつでも、温かいものにする。
そういう努力は、ジワジワと、しかし確実に子どもの自信をつけていきます。
子どもが自信を持てるようになると、気持ちが安定しますから、友達も増えます。学校が楽しくなります。
すると結局、勉強も楽しくなるわけです。
ちょっとずつ、意識してみてはどうでしょうか?
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。