4年生と3年生の間には、大きな違いがあります。
4年生になると、急激に思考力が伸びてきます。
文章も、紋切り型だったものから、その子らしさの感じられるものが書けるようになります。
逆に言うと、小学校に入ったから、とあまり小さいうちから、読解力や文章力を子どもに要求するのは、得策ではありません。
3年生までは、読み聞かせをたくさんしたり、よい文章に触れさせることが大切です。
もちろん、4年生になったとたんに、みな思考力が伸びるという訳ではありません。一人一人の差はあります。
でも、3年生までと4年生からは、ずいぶん違うものです。
低学年のお母さん、もう少し待ちましょう。
ちょっと待とう、という姿勢が子どもの心に安心感を与えるのです。