子どもには、「ダメ」と言ってはダメ、という育児書があるそうです。
それは一つの見識だと思いますが、私は、「ダメ」と言うことそのものには
別に問題はないと思っています。
でも、気をつけてほしいことは、嫌味を付け足していないか、ということです。
例えば、ちょっと買い物に出てくる間に、宿題を少しでもやっておく約束を
お子さんとしたとします。
30分後、帰宅すると、全くやっていない。
しかも、こっそりゲームをしていた始末…
こういうことは、日常的に起こりうることだと思います。
・お子さんが無理なくできるレベルと分量
・親子で約束を合意した
のならば、「ダメ」と言ってもいいと私は思います。
いけないのは、嫌味の付け足しです。
「あ〜やっぱりね」
「へえ、また?」
「もう○年生(小学生)なのにね〜」
などなど、嫌味を付け足すことで、子どもはすっかり、聞く気・やる気を
失ってしまうのです。
ぜひ、「ダメ」と言う時は、短い言葉で、「ダメ」と言うようにしてみてください。
子どもは子どもなりに、ダメなことはわかっていることが多いのです。
きっと、改善のヒントになります。
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